まだまだ寒い日が続きます。

我が家の石油ストーブに灯油が無くなったので、補給することにしました。


石油ポンプを使ってタンクに灯油を入れる時、いつも学生の頃を思い出します。


研究室に配属になり、本格的に化学実験を始めました。有機溶剤を使用するにあたり、こんな入れ物にエタノールやら、クロロホルムやら、ベンゼンやらを入れて使用します。



(この頃はベンゼンもまだ使ってました😅)

使い切ると、一斗缶から石油ポンプを使って移し替えるのですが…


アパートに石油ストーブが無く、実家でも石油の補充などやらなかったので、ほぼ石油ポンプなんぞ使った事がありません。

よりによって、そんなワタシに『ベンゼン汲んでこい』と先生の指令が。

そそくさと一斗缶から移し替えるのですが、満タンになったら空気弁のつまみを回して給油を止めるのですが、つまみを回すタイミングが遅れて溢れさせてしまいました。急には止まりません🤣


溢れたベンゼンを拭いていると『あいつベンゼンこぼしやがった』と言ってる先生の声が🤣

追い討ちをかけるように『スポーツやってるわりにやる事がスマートじゃねぇ』とまで🥲

後で友人のナカ君に『つまみを回すんじゃなく、ポンプを抜くんだよ』と教えてもらう始末。


それ以来、ナカ君の忠告を守り、一度も灯油を溢した事がありません。息子にもちゃんとエピソード付きで教えてあげました。


と、灯油を補給するたびに思い出す学生の頃の苦い思い出でした。