この城を訪れる事は無いと思っていましたが、偶然その機会がありました。

白河小峰城です🏯




白河駅の目の前に鎮座する東北の名城です。

がしかし…

年末の休暇により入る事ができませんでした😵

ですので、石垣の外からの見学となりました。





この城に来たかった理由は、タイトルの『昼飯までかかる城』というエピソードが気に入ってしまったからです。

この城を大々的に改修した戦国〜江戸時代の大名である丹羽長重がここを治めていた頃、参勤交代で東北の雄である伊達政宗がこの城の側を通りかかりました。その際、


政宗『ワシならこの程度の小城は朝飯前に潰す』

側近『この城には江口正吉という高名な武士がいるので昼飯までかかりましょう』

政宗『そうか、朝飯が食えないのは難儀だな。この城はそのままにしておくか』


という掛け合いがあったとか。


江口正吉というのは丹羽長重の重臣で、彼の父である丹羽長秀の代からの家臣となります。

関ヶ原の戦いの際に北陸で発生した『浅井畷の戦い』でも活躍しており、前田利長の大軍を相手に勝利しています。

健闘虚しく丹羽長重は改易され、その際に他家に仕えていましたが、彼が大名に復帰した際に再士官した様です。

その際にあったのが上記エピソードになります。

今回は外観だけですが、また白河に来ようとなりましたので、その時は城内を見学したいと思います。