こんばんは。このブログでは、発達特性と生活ログの関係を軸に記録しています。

  再開以降の方針として、継続性(体力面など)を今まで以上に最優先、意識して書く意向です。

 文字数を減らすなど見せ方の工夫で、体調などと相談しながら当面はなるべく週1目標で投稿の意向。

 場合によっては2週間程あく場合もありますが、その際は予めご了承願います。 

 

 再開第二弾の今回は、発達特性者必須の対策「見える化」について。

 実を言うと、これも万能薬ではない。盲点や出来る範囲での対策について話していこうと思います。

1.発達特性者必須の対策「見える化」

 「見える化」には以下の対策があります。

 (1) 環境・指示の見える化(構造化・視覚支援)

  曖昧な言葉や状況の理解が苦手な特性に対し、環境を物理的に整理したり、情報を視覚的に伝える。

  ① 時間の見える化

   「あとで」「もうすぐ」ではなく、「10時半まで」「残り30分」と、タイムタイマーなどを使って残り時間を可視化する。

  ② 手順の見える化

   仕事のフローを文章でマニュアル化するだけでなく、写真付き手順書にブラッシュアップやチェックリストなど対策を行い次に何をすべきかを明確にする。

  ③ 場所・役割の見える化
   テプラやラベル貼りに、床に整列テープを貼って並ぶ位置を示したり、会議で発言する人に「マイクやカード」を持たせて誰が話す役割かを明確にする。

 

 環境・指示の見える化対策も確かに有効であるが、次の項こそが当事者が最も求めている対策と考えます。

 (2) 特性・能力の見える化(自己理解・周囲への共有)

   ① 「マルチタスクが苦手」「急な予定変更でパニックになる」といった、仕事や生活上の困りごとをリスト化し、職場の同僚や支援者と共有する。

  ② 判断基準の共有

  支援側「これ位できるだろう」、支援される側「自分のこだわりに従って独自ルートをいってしまう」の齟齬をさけるため、事前に認識のすり合わせを行う。

 

2.「見える化」の盲点

 (1)「見える=認識できる」ではない

  「目で見て解る」は実を言うと相当な曲者で、以下の事象が起こると折角の対策も十分に機能しなくなる場合がある。

  即ち、万能薬ではない。

  ① 目の前にあるのに見落とす。
  ② 探し物が見つからない。
  ③ チェックリストが視界に入っているのに、飛ばす。
  ④ 情報量が多すぎて重要なものが埋もれてしまう。
 

  特に次の項は悔やんでも悔やみきれない結果となる。
  ⑤ 事前に判断基準を合わせるも、下記条件で崩れ去る。
   ・時間圧により手順忘却や抜け漏れ発生。
   ・割り込みによる優先順位変更。
   ・やりたくてもやれなかった支援される側、これ位やれるだろうと踏んでいた支援側の齟齬拡大。

 

 (2) これらが起こりうる原因

  ① 感覚過敏・過集中との関係
  ・周囲の情報が全部入る。
  ・逆に一点しか見えなくなる。

  ・「空気を読め」「周りを見ろ」が機能しない場合も出る。

  ② 睡眠不足・体調不良との関係

  ・視野が狭くなり、周囲への注意が向きにくくなる。

  ・注意力や集中力が低下し、抜け漏れや見落としが増えやすくなる。

  ・判断力や優先順位の整理が難しくなり、普段できていることも、対応しにくくなる。

3.出来る範囲での対策

 (1) 判断基準まで共有する
  単に手順書やチェックシートを示す・渡すだけではなく、以下の重要事項も共有する。
 ・どこまでやれば完了を明示する。
 ・優先順位を明示する。
 ・迷ったり、質疑・応答があった場合、誰に確認・相談するか明示する。
 

 (2) 情報量を増やしすぎない
 ・付箋だらけ
 ・チェックリストだらけ
 ・マニュアルが分厚い
 になると、かえって重要情報が埋もれてしまうため却って抜け漏れが発生するので、本当に必要な情報を絞る工夫も必要である。
 

 (3) 時間圧や割り込みを考慮する
 ・急な予定変更となった場合。
 ・複数タスクをやらざるを得なくなった場合。
 ・予定が押しているなど、強い時間圧になっている場合。
 これらの状況では、普段は問題なくできていることでも、条件が悪くなるほど抜け漏れが発生しやすくなります。
 

 (4) 睡眠・体調管理も考慮する。
  私自身も、睡眠時間が5時間を切ると、抜け漏れや見落としが増える傾向があります。

  下記のように、見える化だけでは防ぎきれない場面もあるため、本人のコンディションを整えることも重要な対策になります。

  ・1時間に5分程、適宜な休憩を取る。

  ・昼食~定時の間に一回体操するなど、体を動かす時間を設ける。

  ・可能なら昼食後に仮眠室を利用するなど、仮眠を取る。

  ・日の光を浴びる時間を設ける。

4.まとめ

 「見える化」は、発達特性者にとって非常に有効な支援方法です。

 しかし、「見える=認識できる」とは限らず、時間圧や割り込み、感覚過敏や過集中、さらには睡眠不足や体調不良など、様々な条件が重なることで、普段は機能していた対策でも十分に活かせなくなる場合があります。

 だからこそ、手順書やチェックリストを作成しただけで終わりではなく、「どこまでやれば完了なのか」「優先順位は何か」「迷った時は誰に相談するのか」といった判断基準まで共有し、状況に応じて見直していくことが大切だと考えます。

 また、「なぜできなかったのか」を振り返る際には、結果だけを見るのではなく、その時の時間圧や割り込み、体調なども含めて確認することで、本人だけでなく周囲にとっても再発防止につながるのではないでしょうか。

 

 今回の記事が、「見える化」の効果だけでなく、より実効性を高める工夫について考えるきっかけになれば幸いです。

 

それではまた!

 こんばんは。このブログでは、発達特性と生活ログの関係を軸に記録しています。

 現在は、以下の方針で運用中。
・生活ログ・発達特性:7
・エンタメ:3
 前回の再開通知の際に書いたように、継続性(体力面など)を今まで以上に最優先、意識して書く意向です。
 体調などと相談しながら当面はなるべく週1目標。あるいは2週間程あく場合もありますが、その際は予めご了承願います。 

 

 本格的な再開第一弾は、発達特性者が最もハードルが高いと言われる事案の一つ、「謝罪」について話していこうと思います。

1.発達特性者の謝罪での困り事事例

 失敗したことに気づいたら、 後からでも「ごめん」の謝罪行為。

 私自身もそうですが、発達特性を持つ人の中には、次のような流れで謝罪までたどり着けないケースがあります。

 

 (1) 指摘された直後は、頭が真っ白になってしまう。
 (2) 後から「そういう意味だったんだ…」とようやく気づく。
 (3) 下記の悪条件が加わり、処理速度が更に落ちてしまう。
 ・体力、睡眠量が抱えているタスクのキャパを背負いきれず、最悪ガス欠などで倒れてしまう。

 ・頻繁な割り込みによる、優先順位変更の再構築行為も、体力を奪い取られてしまう一因。

 ・事故を起こさない配置など後先考える行動、すなわち相手の最適解の追加要求にこたえ続けた結果、更に消耗。

 (4) 前記の挙句の果て、理屈では「分かっているのに出来ない」が増えてしまう。
 (5) 同じ指摘を受け続け、相手は自分を出来ない人認定、自身は更なる自己嫌悪に陥ってしまう。

 

 すなわち「理解できない」のではなく、『理解するまでに時間が必要なのに、その前に次の状況が来続けてしまう』のが真相ではないかと考えます。

 「①失敗→②内容整理→③感情処理→④謝罪決心→⑤相手に伝える」という工程があるのに、次の状況が容赦なく入ってきて、②まで行けても③で止まってしまうことが多く、結局⑤相手に伝える所まで行きません。
 
 確かに定型発達者でも謝罪が難しい場面はあります。
 しかし、発達特性者の場合は、その前段階の情報整理や感情処理により多くのエネルギーを要することがあります。
 発達特性者が謝罪を「ハードルが高すぎる」と感じるのは、謝ること自体ではなく、謝った後も再発防止が出来ているか、結果責任が残る世界で生活しているからだと思います。
 結局社会では特性の有無にかかわらず、最終的には改善や再発防止が出来ていることを評価する場面が少なくありません。

 2.無理なく誠意を伝えるための対策

 「特性だから仕方ない」で終わりたくない。万能薬はないが、自分に合う方法を探していく対策は以下のことが考えられます。
 
 私が最もやり易いと思う方法は、在宅勤務時代によく行っていた、
 
 (1) テキスト(文章)で送る
  対面だと緊張で言葉が出ない場合、許されるならメールやチャット、メモなど文章で伝える方が、客観的に冷静に、事実と謝意を整理・見直しでき、失言リスクを避けられる。
  私自身は、対面では言葉がまとまらなくても、文章にすると事実関係や自分の考えを整理しやすく、誤解を減らせた経験が何度もありました。
 
 ただし、現実の職場や日常生活では、常に文章で伝えられるとは限りません。
 私自身も通勤を伴う就業が再開すれば、対面での報告や謝罪が求められる場面に必ず直面します。
 そのため、(2)以降の対策については、単に一般論として紹介するだけでなく、今後私自身も向き合っていかなければならない課題として、整理していきたいと考えています。
 
 (2) ステップを分解し、謝罪する方法
  ① 時間を置いてから伝える
   その場でフリーズしてしまったら、「少し落ち着いてから整理して伝えます」と意思表示し、冷静になってから謝罪する。
  ② 定型文(テンプレート)を決めておく

   「ご心配をおかけしてすみません」「不快な思いをさせてしまい申し訳ありません」など、状況に応じた謝罪のフレーズをあらかじめ丸暗記しておき、反射的に口から出るように練習する。

  ③ 事実の確認から始める
   理由が分からないときは、まず「私のどの行動が負担になってしまいましたか?」と客観的な事実を聞き、納得した上で謝るステップに進みます。 

 

 私自身は支援を受ける立場だけでなく、家族や職場など周囲との関係の中で生活しています。

 そのため、発達特性者本人だけではなく、周囲がどのように関わるとお互いに負担が減るのかも考えてみました。

 

 (3) 周囲の人がサポートできること

  身近な人が「なぜ謝らない」と悩んでいる場合、感情的に問い詰めないアプローチが肝心です。

  ① 「謝りなさい」を強要しない

   責められると脳がロックされ、さらに言葉が出難くなります。

  ② 理由を具体的に言語化する

   「あなたが〇〇したから、相手は今〇〇という気持ちで困っている」と、因果関係を客観的に伝えます。

  ③ 行動でのリカバリを評価する

   言葉が出なくても、その後片付けをしたり、後に指示通りにやり直したりできているなら、その「行動による反省」を認めてあげてください。 

3.まとめ

 特性があるから、難しくて厳しい構造は存在する事実は嫌という程痛感しています。

 対策に書いたテキスト、ステッフ分解、周囲の支援などは決して万能薬ではありません。

 私自身が前回投稿・更新停止に追い込まれた一因が、投稿に書いた対策が通用しなくなり、自信喪失に追い込まれて、手が止まってしまったことでした。

 

 それでも特性を理由に、決して諦めるわけではなく、自分なりの歩み寄り方を探し続けたいし、自身も現在進行形で試行錯誤中です。

 確かに完璧な答えはまだ見つかっていません。しかし、今回のブログ再開含め、「出来なかった…」で終わってしまうのではなく、「どうすれば出来る様になるか」を考え続けていきたいと思います。

 

 同じような悩みを抱えている方の参考や、励みになれば幸いです。

 

それではまた!

 

 

 いつも当ブログをご愛読くださり、誠にありがとうございます。

 また、更新が止まっていた間でも、気にかけてくださった皆様方には、この場を借りて心より感謝申し上げます。

 

 特にGW以降ここしばらく、生活面や体調面の調整に時間を削られてしまい、なかなか文章を書く余白さえも取れない日々が続いてしまいました。
 ついには更新一時停止の判断にまでなってしまいましたが、先週半ばあたりから、少しずつではありますが落ち着きを取り戻しつつあります。
 
 最近の楽しみとしては、以前よりもまだ短い時間ではありますが、音楽や動画などのエンタメに触れる余白が出てきたことです。
 特に気分転換としての音楽は、改めて「整える時間」として大切なものであることを再認識しました。
 
 そしてこのブログの本丸でもある、発達特性による困り事の言語化については、現在も意識を途切れさせないようにしており、週数回のXでの投稿を通じ、少しずつ感覚を取り戻すように心がけてきました。
 
 今後については、文字数や作成時間、体調など多方面で検討しながら、続けられることを第一に、無理のないペースにはなりますが、また少しずつブログの更新を再開していきたいと思っています。
 日々の気づきや、発達特性の困り事に対する生活の工夫など、等身大の内容を中心に続けていく予定です。

 今回は再開一発目として先ずはリラックス。エンタメの動画や作品で最近気になった作品を中心に公開します。
 

1.完全無欠/b'z

 本楽曲は、「FIFAワールドカップ2026」の日本テレビ系サッカーテーマソングとして書き下ろされました。視聴した際の個人的な所感は稲葉さんの歌詞の作り方。自分自身との戦いを中心に描いており「一貫している」ということを改めて感じました。冒頭フレーズ〈だれかになりたいそこの君→だれかにゃなんないよ→君はますます君になる→それこそが黄金〉あたり。

「Easy Come, Easy Go!('90)」、「消えない虹('95)」、「Ultra Soul('01)」、「兵、走る('19)」どの時代の作品にもその源流は流れていますね。初めて視聴した際は確かにもの足りないと感じましたが、聴き込んでいる内に…サビの「ららら…」はやはり中毒になってしまいました^^;;

せっかくなので、当方らしくランキング面にも触れておきますが、オリコンデジタルシングルランキングでは6/15付見事首位に輝きました!

但し、今回ビルボードの方では統計期間の関係上2位で嵐の「Five」が再浮上首位へ。稲葉さんソロ「タッチ」初動の頃と全く逆転の現象となってしまいました。

 

2.嵐「Five」

 嵐に向けてのコメントもしますが、デビュー当時から歌も踊りも「レベルが高い男性アイドルグループ」の印象を持っていました。今でも相葉さんのバラエティー番組好きで良くみていたりしています^^;;5人揃った雄姿が見れなくなるのは本当に寂しいのですが、それぞれが選んだ各個の道、精一杯歩んでいってほしい想いはあります。

 

3.日向坂46「クリフハンガー」「Kind of love」

 

 今年の日向坂46の作品は本当に気持ち良い位攻めていると思います。グループ初のラテン歌謡路線の今作「Kind of love」や、年明けの前作ミステリアスな曲調印象の「クリフハンガー」。王道路線好きな方々から疑念の声も上がっていますが、グループのこれからを考えると、新境地を開拓し続ける姿勢は決して間違っていないと思います。次作以降も期待したい所です!

 

 今回は久しぶりということで、まずはエンタメからスタートしました。

 次回からは、当ブログの本丸である、発達特性の困り事や生活の工夫など、等身大の内容を少しずつ再開していく予定です。

 

 改めて、どうぞよろしくお願いいたします。
 
それではまた!