久しぶりにこの美術館へ。

逗子駅からバスで20分、


海からも近い、山口蓬春記念館。日本画の巨匠の自宅とアトリエを改造して展示室と別館の休憩室に。


紫陽花の見ごろ、門から玄関までのアプローチ。

現在の展示はこちら、

土佐派の絵師による「十二ヶ月風俗図」(複製)

とともに大和絵に学んだ画家の作品、習作を展示。

三つの展示室はいずれも小さいのだが、高さのあるガラスケースを備えた部屋、台の上に広げての展示が出来る部屋、壁にかけて展示する部屋を使い分けて充実の内容。

有職故実の装束を研究のために壺装束のモデルを屋外で撮影したものもあり、「薔薇会」という研究会を画家たちが作って実際の装束をしたモデルを写生、歴史画の教養としていたとか。


広い庭は散策もできる、癒しの空間。


夏萩と、


萼紫陽花。

この企画は7/28まで、八月九月は後期の展示に。

JR逗子駅、京急電鉄の逗子・葉山駅からバスで。

都内から約2時間、お勧めの小さな寛ぎの場所。