朝顔にコップ取られて何貰お
残した蕾の朝顔のつる、マグカップで健気にひと花。
帰ったら赤紫になりながらもしぼまずに待っててくれた。
――――――――――――――
うめもどきさん、芝居にいらした由。
先代播磨屋追悼の秀山祭。
受け継ぐべきが休演ながら、寺入り有りの寺子屋。
割愛が普通になったから貴重だ。
久しく前、国立劇場で通しで出て涎くりは故・子團次丈。
線香にアチチ、洟をかんでもらい饅頭くわえて「おばはんおおきに」、のちょっとした可笑しみを思い出す。
朝顔に気と手を取られてる間に、隣接の荏胡麻は穂をひよんと伸ばす。
穂じそ、ではないがバチバチ茎を切って実をしごいて塩で揉み、瓶に詰め込んだ。
刈り取られて乾きかけの茎が香りを放つ。
やたら涼しいお中日、さてお墓参り行くか。
残した蕾の朝顔のつる、マグカップで健気にひと花。
帰ったら赤紫になりながらもしぼまずに待っててくれた。
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うめもどきさん、芝居にいらした由。
先代播磨屋追悼の秀山祭。
受け継ぐべきが休演ながら、寺入り有りの寺子屋。
割愛が普通になったから貴重だ。
久しく前、国立劇場で通しで出て涎くりは故・子團次丈。
線香にアチチ、洟をかんでもらい饅頭くわえて「おばはんおおきに」、のちょっとした可笑しみを思い出す。
朝顔に気と手を取られてる間に、隣接の荏胡麻は穂をひよんと伸ばす。
穂じそ、ではないがバチバチ茎を切って実をしごいて塩で揉み、瓶に詰め込んだ。
刈り取られて乾きかけの茎が香りを放つ。
やたら涼しいお中日、さてお墓参り行くか。