風 夕暮れ時のマンハッタン | 訓光の世界紀行

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海外駐在経験9年。周りで起きる出来事を気の向くままに書いてみたい。

我が家の窓からは、マンハッタンの南端が望める。


マンハッタンは東にイーストリバー、西にハドソンリバーに囲まれた島である。先端にはダウンタウンの高層ビル、川向こうには東はブルックリン、西はニュージャージーそして、南西には自由の女神が...。


日の出の時のマンハッタン。日中の逆光線のマンハッタン。夕暮れ時のマンハッタン。夜景の輝く夜のマンハッタン。その時そのときの顔があるマンハッタン。一日中眺めていても飽きないマンハッタンの眺め。まるで巨大戦艦の操舵室からの眺めのようである。


そんな我が家から見えるマンハッタンをニューヨーク便利帳の表紙のイラストを描いている画家の新田和繁さんがアクリル画にしてくれた。


テーマは「風」、マンハッタンの夕暮れ時の風である。


手前の左側から中央に高層ビル、イーストリバーにかかるブルックリンブリッジ、マンハッタンブリッジ、ウイリアムヅバーグブリッジ。はるか先端に見えるダウンタウンのビル街。その右脇に小さく見える自由の女神。手前右手はもやったチェルシー。夕暮れ時、ビルの窓からぽつぽつ明かりが漏れ始めている。確かに風を感じる。


期待どおりの素晴らしい絵だ。


昨日、一ヶ月費やして描いてくれたその絵を新田さんが届けてくれた。


一ヶ月前、その絵を描く為に、我が家から見えるマンハッタンを見に来てくれた時、ビール2本、焼酎1本、酒中瓶2本が空になった。


昨日は、ワイン2本、酒1升瓶1本が空になった。つまり新田さんはいわゆる酒豪である。芸術家にありがちな傲慢なところがなく、話が合う。絵画教室を開いているが、生徒さんのよさをどうしたら引き出せるかをいつも考えている。私の剣道指導の考えとも合致。


そんな訳で素晴らしい絵をながめながら、おいしいお酒をいただき、気がついたら12時を過ぎていた。


新田さんは、私のよき酒飲み友達になった。