色覚検査 | ロイマチスのグレーな日記

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私のリウマチとグレーな娘、太増しい旦那についての備忘録

 

グレ子の世界

 

 

 

 

 

今日、グレ子が色覚検査の結果通知を持って

帰ってきた。

 

「色覚検査の結果、異常はありませんでした」

 

児童の色覚に「異常」が有るか無いかをみる検査

私の頃は必須だった、今は任意の色覚検査

「可哀想」「虐めや差別につながる」が理由らしい

あの頃のプライバシーやデリカシーがおおよそ欠如

した検査状況や結果発表の様なやりとりは、確かに

該当児童にはとても可哀想だったと思うが…

 

2013年ー産経新聞抜粋:色覚検査が任意になって

今年で10年、色覚異常の子供の約半数が異常に気づ

かないまま進学・就職に臨み中には直前で進路を断

念せざるを得ないケースもあることが、日本眼科医

会の調査で明らかになった

 

2021年ーゴールドオンライン抜粋:色覚異常であると

いう現実を知らなければ、色覚異常によって直面する

大きな不利益やリスクを認識することすらできません。

しかし異常を自覚して対策を行えば、多くの場合問題

なく日常生活を送ることができるのです。

一番大切なのは、自分の状態を自覚することです。

自覚しなければ自分が不利な状況におかれたりリスク

にさらされても、それを知ることすらできないのです。

 

美容室で見た雑誌の投稿文:知り合いの方が離婚した。

ご主人は代々染色関係のおうちの方で、奥様のご両親は

銀行員、両家ともきちんとされた方々で皆に祝福されて

一緒になられた。

でも息子さんが生まれて、その子に色覚異常が出て離婚。

奥様のお父様が色覚異常で奥様はキャリア、それを事前

に知らされていなかったご主人側にしてみれば青天の霹

靂、代々染色という色を取扱う家だと知っていて、そん

な重大な事を隠して結婚した事が信用できない、子供に

罪はないし息子が嫌な訳ではない、ただ自分達の事を自

分の職業を子供の未来を考えていない奥様側の認識の無

さが信用できない信頼に値しない、許せない…と。

奥様側は意図的に隠していた訳ではなく意識していなか

った。お父様は車の免許も有りお仕事も家庭も実生活で

コレといった不便がなく、ご本人もご家族も色覚異常の

意識をしていなかったと訴えられたが…。

ご主人の職業が染色関係じゃ無ければ、代々続くおうち

じゃ無ければ、結婚前に告げておけば(結婚しなかった

→息子、離婚はない)こういう不幸は防げたんだろうか

 

 

自分の「異常」を気付かないまま生きる事は幸せなんだ

ろうか…「異常」と言っておいて気付かせないない事が

本当に幸せなんだろうか、可哀想ではないんだろうか…

 

 

グレ子のクラスは全員受けたらしい。