古代史大好きなぱんだ(´Д` )。

もちろん古墳にも興味津々です。

今回は静岡県磐田市にある兜塚古墳に行って参りました。

兜塚古墳

こちらが兜塚古墳。

かぶと塚公園内にあります。

兜塚古墳は、古くから兜塚の名前で知られており、古墳の形が兜を伏せた状態に似ているところから、この名前が付けられたと言われています。

古墳時代中期（五世紀頃）に造られた直径80メートル、高さ8メートルの大きさの円墳で、円墳としては静岡県内最大の大きさです。

墳丘は二段に造られ、中段のテラスは幅広い平坦面になっています。

裾部はかなり削平を受けていますが、南側については比較的旧状を留めています。

墳丘の表面には拳大の礫が多く散在し、埴輪片が見つかっていることから、葺石が張り巡らされ、中段には埴輪が立て並べられていたと推定されています。

第二次世界大戦中の昭和十九年に古墳の上に塹壕が掘られ、その時に鏡や玉類などが発見されました。

昭和三十四年に墳丘の測量が行われ、昭和五十三年・六十一年・六十二年に周囲の環境整備に伴い周溝の調査が実施されました。

兜塚古墳

現在は木々が生い茂り、緑豊かです。

公園内、他の場所はコートとして整備されていたり、芝生だったりするのですが、この兜塚古墳エリアは趣を異にしています。

兜塚古墳

中段まで来ました。

さらに登ります(´Д` )。

兜塚古墳

てっぺんまで来ました(´Д` )。

この墳頂部から出土したと伝えられるものに鏡・玉類・大刀があります。

鏡は三神三獣鏡で、表面には布跡と朱が付着していました。

主体部は戦時中に掘られたため不明ですが、石や粘土が認められなかったことから、石室ではなかったと推定されているそうです。

兜塚古墳

緑豊か(´Д` )。

変わった形の木が多いですね。

個性的(´Д` )。

兜塚古墳

別の登り口です。

この古墳には、いったいどんな方が眠っているのでしょうか(´Д` )。

以上、静岡県磐田市のかぶと塚公園内にある兜塚古墳について紹介しました。

円墳としては静岡県内最大ということで見ることができて光栄でした(´Д` )。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

参考：兜塚古墳の案内板

静岡県 兜塚古墳