現在消費者金融を利用している方は、2000万人に昇ると言われています。
新聞紙上では、その10%、約200万人が多重債務者だと言っています。
では、多重債務者とはどのような定義なのでしょう。
年収の1/3を超える借金がある方を捕らえているようです。
ですが、消費者金融で融資を受けている方の一番多い年収層は300~400万円の方です。
そうしますと、400万円の年収の方が120万円超の借入をすれば多重債務者となるわけです。
ですが、これは消費者金融が加入している全情連の情報です。
実際には銀行系のキャッシング・信販系のキャッシングもあるわけです。
信販系の除法センターはCIC です。
まず、一般消費者は銀行系・信販系のキャッシングを利用します。
それから消費者金融専業のキャッシングを利用します。
今回の法案が通れば、低所得者層の方の融資は行えなくなります。
政府は、この法案改正により破産が減少し、多重債務者が少なくなると考えているようですが、本当にそうでしょうか?
実際には太田誠一 氏・安岡興治 氏は、上限金利を下げれば融資を受けにくくなった消費者がやみ金に走りかねないとまで言っています。
実際に40.004%~29.2%に金利が引き下げられてから、ヤミ金が横行し振り込め詐欺も増加したのは周知の事実です。
一般消費者のみなさん、このままで本当に良いのでしょうか?