先日、長女と、近所の小高い山の上にある公園に遊びに行った。


山なので、夕方五時になると、ふもとの門が閉鎖されるのだが、四時四十分くらいに、もうすぐ閉園だから、帰る準備をして下さいという放送が流れる。

門までは、五分もかからないので、もう少しいいだろうと、放送後もしばらくボール投げを続けていたところ、長女が、もう帰ろう帰ろうと言い出した。

「あと、一、二分くらい大丈夫」と、更にボールを投げたら、長女に

「お母さん、大人げない!もう帰るよ!」と、置いて行かれそうになった。

大人とは…。



さらに、先日は、長女と二人で風邪をひいてしまい、一日、並んで横になっていたのだが、少し前まで話していた長女が、急に静かになったので、もう寝たのかと、背中をツンツンしてみたが、反応がなく、軽くカンチョーをしてみたら、背中を向けたままの長女(6)に、「お母さん、子供だね」と 言われた。

聞き間違えかと思い、「え?」と聞き返したところ、もう少し大きな声で「お母さん、子供だね 」と言われ、聞き間違えではなかったと理解した母(45)。

しかも、「お母さん、子供だね」の前に、フッと、小さな笑い声までついていたことも発見した。

大人とは…。