女子力の高い我が家の長女が、少し前に6歳になった。


保育園の誕生会では、張り切ってドレスを着たものの、不器用な母(私)が、リクエストされた編み込みを、何度やってもキレイにできなかったため、無造作に下ろしたままのおかっぱヘアで出かけて行った。


ところが、会が始まってみると、編み込みでバッチリととのえられた髪でステージに上がってきたので、どうしたのかと思ったら、昨年の担任の先生が、今月が長女の誕生月であることと、私がいつも髪の毛をうまく結べないとグチっていたことを覚えていて下さって、わざわざ、クラスを越えて結びに来て下さったのだと知り、とても嬉しい気持ちになった。


帰宅後、誕生日プレゼントを買いにいった。お店につくと、

「プレゼント、6個買ってもいいのかな?」と

当然のように、しれっと聞いてきたので、思わず「いいよ、いいよ」と答えそうになってしまったが、

「なんで、6個なんだよ!?」

「多くね?そんなにもらえるわけないだろ」

「逆に聞くけど、どうして6個ももらえると思った?」

と、兄たちから、速攻でツッコミが入っていた。


夜には、すみっコぐらしのアイスクリームケーキでお祝いし、無事、6歳になった長女。


ますます、女子力にも磨きがかかり、最近では、散歩に行くというと、薄い長袖に着替えはじめる。「暑いから、半袖でいいよ。お母さんも、今、半袖に着替えたところ」と言うと「だって、焼けたくないもん。日焼け止めも塗ってね!」といい、半袖、素肌、スッピンの私とは対照的に、完全防備で歩いている。