同い年の友人が遊びにきたので、一緒にワインを開けた。
栓を抜いた瞬間に、主人は、「このワイン、悪くなってないか?」と言った。色がかなり茶色だったからだ。
飲んでみると、すごく渋くて重い。
私と友人の生まれ年のワインであることを明かすと、「どうりで年季がはいっているわけだ」と主人。
友人と2人、苦笑いしながら、3◯年に思いを馳せて飲みほした。