こんにちは。夢分析の心理カウンセラーやなぎです。
前回からの続きです。
前回書いたように、ベビー5はひとの頼みを断ることができません。
そして、自分がひとから『必要とされている』『人の役に立っている』と思えるのであれば、自らの命さえ平然と差し出します。
彼女がそうなってしまったのには、悲しい理由がありました。
貧しい村に生きていた彼女は、『口減らし』のため子供の頃に親に捨てられてしまったのです。
捨てられる時、彼女は母親から「役に立たないお前は 必要のない人間なんだから」と言われます。
こんな事を子供の頃に言われたら・・・
今の言い方で言えば、これはネグレクト(育児放棄)と言えます。
ただ、ネグレクトされたからといって、ベビー5のように必ずなるというわけではありません。
ネグレクトされても自尊心(自己肯定感)が高い人もいます。そういう人の場合、何でもかんでも断らない、ということにはなりません。
親、兄弟、夫や妻、子供、親戚、近所、何らかのグループ、社会からの要求を断れないのは、この自尊心の低さが大きな原因となっていることが多いように感じています。
人間は社会的な存在なので、他者から必要とされているという感覚はとても大事なものです。特に日本ではこれがないと生きていくのが困難となることもままあります。
また、博愛的な精神というのもそれはそれで尊いものです。
しかし、ベビー5のように、自らの心の中に欠けているものを補うために『博愛的』となっているのであれば、それは本末転倒です。
また、いわゆるワルい人、ズルい人はそういう状態にある人を見逃しません。場合によっては骨までしゃぶられます。
また、それは特定の個人だけではなく、集団であることもあります。例えば、ご近所とか会社といったものがそうなることも、ままあります。
心の強さ、あるいは自尊心(自己評価)の強さという裏づけがない『博愛』は、おいしそうな肉を持って空腹のライオンの前にすすんでいくようなものです。
ワンピースもマンガ、それも人気少年マンガなので、作中ではベビー5の悲惨さはシリアスな感じがあまりしません。
それはワンピースという夢のあるマンガの性格上致し方ないことなのですが、上で述べたように実は彼女は相当悲惨な境遇にありました。
ただ、彼女のことはあくまでマンガの作中のことと思われるかもしれませんが、現実にもよくあることです。
作中ではサラッと描かれていることが実はかなり悲惨なことだということ、そしてそれが現実にもよくあることだということを知っていただけるとうれしいです。
過去の心の傷をふさぎ、そこに蓋をし続けるために一見「イイこと」と思われることをし続けねばならなかったベビー5。
幸いなことに、彼女の場合には、捨てる神がいれば、彼女を拾う神もいました。それも、実は最高にお似合いの神が。
詳しくはワンピースをご覧ください。
あなたはベビー5の事をひとごととして笑えますか?
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