こんにちは。夢分析の心理カウンセラーやなぎです。
最近では、動画ネタも増えてきましたが、たまたまです。
特に理由はありません。
さて、今回の記事は他人からのプレッシャーにさらされている方へのエールになれば、と思い書いているものです。
そして、今回ご紹介する動画のタイトルは
『Believe it or not, this carving is actually a 3,750-year-old customer service complaint』 というものです。
この動画のタイトルの意味は『信じるか否かはお任せするが、これはサービスに対する不満が書かれた３７５０年前の粘土板』といった意味です。
動画は削除されてしまったようなので、その粘土板をご覧になりたい方はこちらからどうぞ⇒
ちなみに、この動画に現れているのはメソポタミアで作られた粘土板（ナレーションではブロックといっているように聞こえるが、見たところ粘土板のように思える）のようです。
楔形文字が書かれた粘土板なので、今的にいえば紙のようなものです。
少し話がずれますが、そういう場合には通常（タイトルにあるような）『carving』という言葉は使いません。
『carving』ということばは、その使用目的が美的価値の享受にあるようなものに使われます。
例えば、『彫像』や『彫刻』などです。
しかし、この文字が書かれた粘土板はコミュニケーションあるいは記録という目的のために用いられた物なので、『carving』ということばは妥当ではありません。
それはさておき、この粘土板に書かれていたことは、神に捧げる祈りでもなく、国の行政資料でもなく
なんと・・・
サービスに対する『クレーム』なのだそうです。
ビジネスのパートナーが提供するサービスについて、その不満を書き記したのがこの粘土板に書かれた内容なのだそうです。
わたしも長いこと苦情・クレームへの対応にも携わってきたので、このことを知って感慨深いものがありました。
同じことを人間は大昔からずっと繰り返しているんですね。
今回こちらでこのことをご紹介したのは、苦情・クレームの対応や、他人からプレッシャーを受けて、疲れ果ててしまっている方へのエールとなれば、と思ったからです。
４０００年近く前から、人間には変わっていない部分がまだまだあるようです。
しかし、そろそろ人類も進化しなければいけませんね。
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