こんにちは。夢分析の心理カウンセラーやなぎです。
4回前に書いた記事『「どっちがいい?」という言葉の裏にあるもの』のことに戻ります。
忘れてしまった方のために、もう一回明石家さんまと大竹しのぶのやりとりを書いておきます。
大竹「ねえ、この服とこの服どっちがいいと思う?」
さんま「右のやつの方が似あうんちゃうかな~」
大竹「ええ~?センスな~い!わたしは左がいいと思ってたの~」
さんま「ほんなら、俺にきくな!!!」
また別のとき・・・
大竹「ねえ、この服とこの服どっちがいいと思う?」
さんま「どっちも、ええんちゃうかな~」
大竹「・・・・・・(無言。不機嫌になったよう)」
さんま「おい、どないしてん?」
大竹「もう!真面目に考えてよ!」
さんま「本当に、どっちもええと思うで~?(しょんぼり)」
多少は本物とはニュアンスがちがうかもしれませんが、大体こんな会話が交わされていたそうです。
こういったコミュニケーションにおける問題点を指摘したのは、グレゴリー・ベイトソンという人です。
そして、彼が提唱した『ダブル・バインド説』は、社会学や人類学のみならず、精神医学や哲学などにも大きな影響を及ぼしたことでも知られています。
この説は統合失調者の研究から導き出されたものですが、このようなコミュニケーションが生じているから統合失調が生じる、ということを言っているのではありません。
しかし、なんらかのかたちでダブル・バインド的なコミュニケーションと、ある種の精神的な状態には関係がある、とはいえるようです。
細かいことを説明しておくと、ベイトソンが提唱したダブル・バインド説は上に例としてあげた明石家さんまと大竹しのぶのやりとりとは実は少し異なります。
少し専門的(精神医学というより、論理学に関する)なことをいうと、ベイトソン自身のいうところの『ダブル・バインド』とは
メッセージとメタメッセージとが矛盾しているようなコミュニケーション
なので、少し意味合いがちがうのです。
ただ、メタメッセージがかかわっていなくても、メッセージとメッセージが矛盾するような状況でも、大きなストレスをもたらすようです。
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