こんにちはyanagi(Big Spoon)です。 (・∀・)
前々回の続きで～っす。
ﾂﾝﾂﾝ(o｀･ω･)σ))Д｀;)ｺﾉｰ
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前回まではユング派（ユンギアンと呼ばれます）やロジャー
ズ派（同ロジェリアン）の視点や姿勢について書きました。
一方、フロイト派の人のやり方、考え方は解釈と示唆（基本
的には）です。
少なくとも正統的というかベタなやり方では、フロイト的な
精神分析において、クライエントはカウチといわれる寝椅子
に横たわり、クライエントの頭の先あたりに座っている分析
家に対して自分の連想を語っていきます。
（安田大サーカス。『ベタで～っす』）
クライエントは連想をずっと続けていきますが、分析家はそ
れにいちいち反応せず、連想を進めるように促します。
こういった連想の流れや、クライエントの反応の仕方などに
ついて解釈した上で、ポツッとコメントしたり、示唆を与え
るというのが、ベタな（そして古典的な）フロイト的精神分
析の流れであるようです。
現在ではこういう古典的でベタなやりかたはあまりしないよ
うですし、分析家よりもクライエントを中心におく考え方に
移行したスタイルが主流のようです。
とはいえ、解釈と示唆とがフロイト派的なやりかたに本質的
なものであることは変わりないと考えます。
解釈と示唆が中心になるということは、フロイト的な精神分
析において主に視線が向けられるのは症状だということにな
ります。
ここがユング派とフロイト派の大きな違いだと思います。
ユングは著作『個性化とマンダラ』で、次のように述べてい
ます。
私は対立物の結合を「超越機能」と名づけ
た。このように人格を完全性へと完成させ
ていくことこそ、単に症状をなくすだけでは
ないと主張する心理療法の目標である（69ｐ）。
「人生の意味」とか「生きるとは？」といった『疑問』につ
いて、ユング派的な観点からも解釈や示唆をすることが全く
できないというわけではありませんし、ある程度はやります。
しかし、それはあくまで分析家の解釈や示唆です。
そういった解釈や示唆を受け入れるも受け入れないも自由で
はありますが、それは（原理的には）クライエントが症状と
してうったえるものに対する、分析家の解釈や示唆です。
「正解」というものがない『疑問』に対して、クライエント
と分析家が共同して見出していこうとするユング派的なやり
方とは異なりますね。
続きま～す。
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