こんにちはyanagi(Big Spoon)です。 (・∀・)
前回の続きです。
私見として、生物学的説明ではダニエウ・アウベスが示した
ような利他的行動のことを十全に説明し切れていないように
思われる、と前回では書きました。
『じゃ～、アンタどう思うのよ～』というツッコミには、心
理学的説明の方がより説得力があるように思う、と答えます。
モチのロンで、それだけによって説明しきれるような簡単な
問題ではないことは確かなのですが。
ここでいう心理学的説明とは、利他的行動を『社会的報酬』
という観点から捉える観点を指します。
しかし、他の心理学的説明を排除するものではありません。
平たく言ってしまえば、利他的行動がとられるのは（様々な
かたちをとるにせよ）他者からの好意や賞賛が得られるから
だ、と捉える考え方です。
こうシンプルに書くと、底意地が悪い捉え方のように思われ
てしまいますね～。
ただ、ここでは人間が持つ素晴らしい倫理観や自己犠牲精神
といったものがあることは承知の上で、それらを棚上げして
はなしをシンプルにしていることはご理解いただければと思
います。
ところで・・・
う～ん、自分でこう書いていてフト思ったのですが・・・
『なんだかな～』
（阿藤快師匠の名ゼリフ『なんだかな～』）
って思ってしまいました。
というのも、生物学的説明よりも『社会的報酬』にもとづく
心理学的説明の方が個人的にはシックリくるとはいえ、それ
でもダニエウ・アウベスが示したような自己犠牲的な利他的
行動の素晴らしさを説明するには、まだまだ足りないと感じ
てしまったからです。
そんなこんなで尻すぼみ状態になっちゃいましたが、このは
なしはここまで、ということでご容赦の程を。
；m m´皿｀)ｺﾞﾒﾝﾅｼｬｨ｡｡
次回からは再度ユングの「自己（セルフ）」元型について書
く予定です。
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