皆さん、こんばんは。


今日は悲しいお知らせですみません。




12月15日、大好きな愛する家族のミーちゃんが天国へ旅立ちました。




SNSや動画配信、番組、ミーちゃんと遊んでくれたたくさんの友人、様々な形で可愛がってくださった皆さん、本当に本当にありがとうございました。


どこまで書こうか迷っていたんですが、たくさんの方にお世話になったので、できる限りのご報告をさせていただきますね。




保護施設から連れてきて、7年5ヶ月。


もう13歳の高齢だったので、いつかはくるし覚悟しておかなければと思っていましたが、突然のことで今でも信じられないし信じたくなくて、、、


遅いご報告となってしまい、ごめんなさい。




旅立つつい5日ほど前はご飯が並ぶテーブルに乗ってしまうほど食欲もあったんですが、2日ほど前からご飯が減っていなかったり大好きなおもちゃで遊ばなくなったり、前日には大好物を購入してたくさんあげてみたのですがそれでも食欲がなく、少し食べても戻していて、お腹もゆるく…


胃腸炎かな?と、夫と話していたのですが。


旅立った日の朝はお水をあげてもほとんど飲まなくなっており、元気がなくて、これは危険な気がすると思いながらも仕事のためメイクをしつつ、涙でメイクもなかなかできませんでしたが、急いで仕上げてバタバタしながらもミーちゃんとの時間を作りました。


10分ほどでしたが…


生きてるうちに抱っこできたのは、この時が最後でした。


こんな時間も、息子がもし起きていたらメイク道具を取られたりしながら遊び出して時間がかかるので、出来なかったこと。


息子も空気を読んでくれたのか、、、ゆっくり寝てくれていることに感謝しました。


涙を抑えきれず、朝一で病院に連れて行ってほしいことを夫に伝えて仕事場へ向かいました。


お昼過ぎに収録が終わり、病院での診察が終わった夫が息子と一緒に迎えに来てくれて、説明を車の中で聞きながら急いで病院へ。


慢性腎不全、腎臓病でステージ4でした。


猫ちゃんには多いようですが、腎臓の病気はなかなか気付けないようです。


面会時には先生の説明を聞きながら号泣してしまい、「触っても大丈夫ですよ」とおっしゃっていただいたので、点滴中のミーちゃんを触らせてもらいました。


とてもあたかくて、、、


少し下がっていた体温も戻って呼吸も落ち着いてきたとの説明に、もしかしたら回復してくれるのではとも思ったりしました。


帰る間際に、もう一度だけお願いして触らせてもらい病院を後にしましたが、夜に先生から電話が。


急いで病院に向かいましたが、到着する少し前に旅立ってしまいました。


ちょっとでも間に合っていたら、きっと私は病院内で泣き崩れ泣きわめいていたかもしれないので、そんな泣き虫で弱い私のことをわかってくれているミーちゃんはきっと私のことを考えて、到着前に空に行ったのかなと思ってます。


ミーちゃんには、苦しかったり痛かったりするような治療や延命はしないよう夫が伝えていてくれてたので、最後は苦しむことなく眠るように旅立ったようです。


休診にも関わらず、夜遅くまでミーちゃんを助けようと頑張ってくださった先生には本当に感謝しています。




ミーちゃんはとても優しい子でした。


私が泣いている時は側にいてくたり、前足でチョンチョンとしながら心配してくれたり、くっついてくれたり。











こんなに寄り添ってくれる優しい猫ちゃんって世の中にいるんだなと。


親バカですが、本当に可愛い自慢の子でした。


息子が産まれてからも、徐々に赤ちゃんなんだとわかってきたのか少しずつ息子の近くでも寝たりくっついたりするようになったり…









穏やかで思いやりのあるミーちゃんが、心から大好きでした。




前日、夫は大事なお仕事が終わり落ち着いた時で、更に旅立ったのは私が仕事の日。


仕事の日になぜこんなことに…と思いましたが、夫がお仕事落ち着いたタイミングを、そして私があえて仕事のある日を、ミーちゃんが選んだのかなとも思いました。


朝一の病院の説明では、私は辛すぎて耐えられなかった気がします。


この日はたまたま午後が休診という日でしたが、夫がどうしても仕事終わりに妻と面会させたいと伝えてくれて会うことができました。


もし私が休みの日で朝一に病院に一緒に行っていたとしたら、午後は休診なので少し回復したミーちゃんには会えてなかったし触ることもできなかったと思うと、最後にちょっとでも元気な姿を見せてくれたんだなと思いました。




この日は一睡もできませんでした。


息子の寝かしつけが終わった後、ミーちゃんをケースごとベッドに。


翌日はお葬式予定で最後の夜になると思っていたので、ケースの蓋を開けてミーちゃんを朝までずっと触ってました。


とても綺麗な姿で、どう見てもただただ寝ているかのようで…


たまに聞こえるイビキがミーちゃんのイビキかと思ってしまうほど、、、そんなわけはなくて、息子のイビキが重なってただけなんですが。


でも、それくらい綺麗な寝姿でした。


こうしてゆっくりミーちゃんと過ごせるのは、息子が寝ている時だけ。


たまに寝かしつけが終わった後は、ミーちゃんとの時間を作っていました。






ケーキを食べながら、お酒を飲みながら。


息子がミーちゃんと遊ぶ時間もありましたが、私自身はどうしても育児に追われているのでなかなかミーちゃんとの時間を作ることができず、息子の就寝タイムがミーちゃんタイムになっていました。


最近は寝かしつけしながら自分が先に寝てしまうほどで、ミーちゃんタイムがなかなか作れなくなっていたのがとても悔やまれます。。




朝になり、息子が起きる前に葬儀屋さんに電話をすると、当日が予約で埋まっており、翌日のお葬式に。


これも、ミーちゃんからのプレゼントかな?


もう一日だけ一緒に過ごすことができました。


とはいえ、日中は育児などがあるので、やはりミーちゃんとの時間は夜のみ。


日中はやることがいっぱいあって、ふと涙が流れてしまうことも多かったけれど、悲しんでいる時間は少なかったのが逆にありがたかったです。


今夜も眠れそうにないなぁと思いながらも、葬儀屋さんからお手紙を一緒に棺に入れられると聞いたので、息子の寝かしつけが終わった後にミーちゃんを眺めながら薄暗い中、お手紙を書きました。


まとまりのない内容でしたが、自然とペンが動き、想いを全て書き出したらなんだかスッキリして。


その後は不思議と涙が少しだけ止まっていることにビックリしました。


夜中の0時頃に身体がポカポカしてきて、ウトウトして何度かハッとしましたが、気づいたら朝の6時。


これが本当に最後の夜なのに寝てしまった…


とも思いましたが、もしかして?


これはミーちゃんが望んでいたのかな?


息子が寝返りする前くらいまではよく一緒に寝ていて。









腕枕をしながら、一緒に寝てました。


最近は息子がミーちゃんを抱っこしようとしたり、ポンポンする力が強かったりするので、高齢猫にはきついかなと思い一緒に寝るのは控えていたんですが、


最後の最後に一緒に寝ようよ、、、と、眠りに誘ってくれたのかなとも思うし、私自身も寝てしまったことより、久しぶりに一緒に寝られたことの方が嬉しかったりもしました。


お葬式の予約がすぐにできていたら、お手紙を書いてスッキリすることも、一緒に寝ることもできていなかったんだなと思うと、


ミーちゃんは天国に旅立っても、どこまでも優しい子だなと思ってしまいました。


最後のプレゼント、ありがとう。


翌日のお別れは本当に辛かったけれど、しっかりお見送りしてきました。



素敵な葬儀屋さんに出会えて、とても綺麗で華やかなお見送りができました。




きっと、人生で一番涙を流したと思います。


いつまでも悲しんでいたってミーちゃんは喜ばないし、戻ってくるわけでもないこともわかってはいるけれど、10日以上経った今でも悲しみは消えません。


ミーちゃんにはたくさんのことを教えてもらいました。


当たり前のように側にいてくれる存在でしたが、当たり前のことは当たり前ではないこと。


毎日を慌ただしく過ごしていると忘れがちですが、改めて周りにいてくれている人たちや環境に感謝して日々を過ごしたいと思います。


そして私自身もそうですが、家族のみんなにも健康で元気でいてもらえるように頑張りたいと思います。


ミーちゃんのような優しさ、思いやり、何があっても怒らない寛大な心、、、私も見習いつつ、息子にも伝えていこうと思います。




ミーちゃんには、いつか天国で再会できると良いなぁ。


少しでも幸せにしてあげられたかな。


釣ってきたお魚、美味しかったかな。


ずっと元気でいてほしくて健康を考えた高齢猫用のご飯をあげていたけれど、もっと美味しいご飯の方が良かったかなぁ。


まだまだいろんなことを考えてしまいます。




一生大好きだし、一生愛してるし、ずっとずっと忘れません。








これまでミーちゃんのことを見守っていただいた皆さん、本当にありがとうございました。


長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。









柳野玲子