僕の年齢ももう50を過ぎた。
そして、好きだったミュージシャンも歳を取り、これから皆んな少しずつ、天へ旅立って行くんだろうな。
寂しいけれど。
最近、有名ミュージシャンの訃報をチラホラ聞いた。
日本では、安全地帯のドラマー、田中裕二さん。YMOの高橋幸宏さん、坂本龍一さん。
海外では、ジェフ・ベックやボビー・コールドウェル、他にも何人かおられましたね。
そんな中、特に僕が残念だったというか、ショックだったのは、デビッド・リンドレーというミュージシャンの訃報を耳にした時でした。
デビッド・リンドレー。
自身のバンド活動や、ジャクソン・ブラウンのバンドへの参加が有名です。
僕もジャクソン・ブラウンの音楽を通じて知ったミュージシャンで、ジャクソン・ブラウンのライブ映像等でもよく目にしました。
特に好きなのは、ジャクソン・ブラウンとデビッド・リンドレーによる、2006年のライブフェスでの映像です。
二人によるアコースティックライブです。
ずっと観ていられるなぁ
二人の呼吸もバッチリで、大好きな曲「These Days」や「The Barricades Of Heaven」「For A Dancer」等の演奏も素晴らしい
後、デビッド・リンドレーの持ち歌「El Rayo-X」も演奏されてて、彼の歌声も聴く事ができます。
これ、結構好きなんですよね
このライブフェスの後、スペインでのツアーをこの二人は行い、その模様はCD化もされました。
日本でも発売された「LOVE IS STRANGE」。
ジャクソン・ブラウン、デビッド・リンドレーの他、リズムを刻むパーカッション奏者の3人を基本に、曲によってゲスト奏者や女性ボーカル等を招いてライブ演奏が続いていく。
これより前に発表されていたジャクソン・ブラウンのライブ盤「ソロ・アコースティック」シリーズもいい作品だけれど、こちらはこちらで、アルバム全体に別の種類のアコースティックな質感があり、また違った魅力がありました。
ここでの「Late For The Sky」はジャクソン・ブラウンの2008年発表のオリジナル・アルバム「時の征者」でボーナス・トラックとして入ってたんですけど、これがすごくいい演奏で、この曲は元々そんなに好きじゃなかったけど、これで好きになりました
後、このアルバムでの「El Rayo-X」も地味に好きかも
この二人のコンビが好きでしたが、もう観られないのですね‥。凄く寂しい。
ジャクソン・ブラウンも寂しいだろうと思います。
デビッド・リンドレーさん。
素晴らしい演奏をありがとう。
ご冥福をお祈り致します。