今回は、
今月私が聞いたキラリ看護をご紹介
47歳の乳がんの手術歴がある女性の患者さん
再発し、何回か入退院を繰り返していたが
5月中に再入院されました
今回の入院の間にパートナーと入籍をされました
今回の入院中に急変して亡くなってしまうのは辛い
自宅で看取りたい、と夫の意向がありました
早急に退院を進める中、
病棟で30分程度の結婚式を挙げることになりました
当日は隣の空いている病室を飾り付け式場に
スタッフが司会進行
スタッフの手作りのベール・リングピロー
音楽を流しながら式を盛り上げた
患者はベッド上で指輪の交換を行い
何度も「すごいすごい!!」と言って満面の笑顔
夫も泣いて喜んでいたスタッフで用意
土曜日に挙式し、週明けの月曜日に退院
その週の木曜日に自宅でお亡くなりになりました
患者、家族の意向を受け止め、他職種の連携が見えた事例。
挙式や家族からの手紙、言葉によって看護師のグリーフケアに繋がった事例だった。
と病棟師長は語っていました。
とても素敵な患者に寄り添う看護
ありがとう
看護部長 吹田 絹恵