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拉致問題

第208回通常国会が1月17日から開会されています。

本国会においても、北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会に属し、3月11日質疑に立ちました。

 

この委員会は、北朝鮮による拉致問題等に関しての対策樹立に関する調査を議題として行われています。

最初の質問として、北朝鮮の拉致問題に対する考え方について政府へ説明を求めました。

 

 

林外務大臣より、「北朝鮮は、昨年2021年10月には拉致問題は解決済との発信を行っています。我が国として、この主張を受け入れることはできません。日朝平壌宣言に基づいて拉致・核・ミサイルといった諸懸念案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して国交正常化の実現を目指します」との答弁がありました。

林 芳正 外務大臣

(林 芳正 外務大臣)

 

次に、岸田政権の決意についても確認しました。

松野拉致問題担当大臣から、「岸田総理も金正恩委員長と前提の条件なしに直接向き合って話し合っていきたいと決意を述べられており、政府一丸となりまして、トップ同士の拉致問題解決に向けての話合いが行われるよう環境整備に対応したいと考えています」との説明が行われました。

 

 (松野 博一 拉致問題担当大臣)

 

私は、北朝鮮に一番影響力があるであろう中国の『全国人民代表大会』が終了したことを踏まえ、日本政府の評価を確認した上で、「習近平国家主席は、軍事費用を相当増やすという指示を軍に対し出しています。今、ウクライナ戦争がある中、日本の隣国である台湾でももし起こるようなことがあると、北朝鮮は中国に追従するのではないかと考え、そうなったら北朝鮮問題どころではなくなるのではないでしょうか」と危惧の念を抱いていること伝え、日本政府がやるべきことを、早急に行わなければならないことを強く要請しました。

 

委員会の途中、東日本大地震から11年目の発災時刻(14時46分)に黙祷を捧げました。

心からのご冥福をお祈り致します。

 

 

 

詳細は、下記リンクから審議中継をご覧いただけます。

 

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