夜が明けて9月30日の土曜日。眠い目を擦りつつ、今回の帰省の用事を済ませます。

慣れない事柄に取り組むのは、大したことない内容でも疲れますね…お昼過ぎに用事が終わり、長めのお昼寝としました。

お昼寝から目覚めたら、もう一つの用事を済ませます。

タイヤガーデン富士インター店さんへ。

今のスタッドレスタイヤは製造から5年以上が経過しています。来年の年初に雪道を走る予定があるので、今年更新する事にしました。

経年劣化で硬化したスタッドレスタイヤは、びっくりするほど雪道で滑る事を既に経験済み…

私がタイヤを購入する場合は、通常3店舗くらいを訪れて相見積もりを行います。しかし今回は1店舗目で好条件が引き出せました。

ヨコハマタイヤのアイスガードiG52cという銘柄です。

参考まで、同じ銘柄の同じサイズをAmazonで4本購入すると、お値段は43,560円になります。ここに交換工賃と廃タイヤ処分料が加算されるので、総額は53,000円くらいになると思います。

通販の場合は交換工賃が割高になる事が多いので、もっと高価になるかも知れません。

タイヤガーデン富士インターさんが提示した金額は工賃と廃タイヤ処分料込みで50,000円でした。

しかもAmazonの商品は去年製造のタイヤですが、タイヤガーデン富士インターさんの在庫は2023年32週

の製造。32週は8月なので、製造から2ヶ月くらいしか経っていません。

スタッドレスタイヤは、夏タイヤ以上に製造からの経過時間が大事です。寿命の目安に占める「製造からの経過年数」の割合が大きいので。

通販より程度の良い商品がより安価に購入可能なら、迷う必要はありません。

アイスガードiG52cはちょっと特殊な銘柄です。

ヨコハマタイヤのホームページには記載されておらず、ヨコハマタイヤとの関係が深いショップでのみ数量限定で販売されています。

本来は北米および中国向けの輸出用モデルで、製造自体は日本国内でされているそうです。

「出典:

より引用」

特徴的なのが、速度記号が「T」である事。84Tや88Tと記載されている部分で、大体のスタッドレスタイヤは「Q」である事が殆どです。

既存のスタッドレスも「Q」ですね。このアルファベットは、タイヤが耐えられる限界速度を表したものです。

Tは190km/h、Qは160km/hとなります。

因みに私が使っている夏タイヤは「W」で、限界速度は270km/hとなります。タイヤの限界よりエンジンの限界が先に来ますね…

「T」も「Q」も「W」も法定速度より高いので差が無いように感じますが、同じ速度で走るなら限界速度が高い方が余裕がある事になり、操縦安定性に差が出ます。

この事から、アイスガードiG52cは凍結路のグリップよりもドライ路面での運動性能を重視しているスタッドレスタイヤと想像出来ます。

殆ど雪道を走らない私には、こちらの方が合っているかも知れません。凍結等のグリップは他のモデルより低い事が予想されますが、ヨコハマタイヤの技術力を信じる事にします。

10月に交換の予約をとって、今日は帰宅しました。

スタッドレスタイヤって、シーズンを迎える前に購入した方が安くなる事が多いです。シーズン中は駆け込み需要で選択肢が狭まる可能性も…

スタッドレスタイヤの更新をお考えの方、ご参考下さい。

タイヤの冬支度