旅の思い出 台湾の十分瀑布


台湾には多くの美しい自然景観がありますが、その中でも特に印象的な場所の一つが十分瀑布です。

この滝は「台湾のナイヤガラ」とも呼ばれ、その壮大な姿は訪れる人々に深い感動を与えます。

今回は、十分瀑布についての事実と私の訪問時の感想を交えながら、この素晴らしいスポットについて紹介したいと思います。

十分瀑布の基本情報

十分瀑布(Shi Fen Waterfall)は、台湾の新北市平渓区に位置し、高さ約20メートル、幅約40メートルを誇る滝です。この滝は、台湾でも最大級の滝であり、特にその幅広い流れが特徴的です。


そのため、まるでナイヤガラの滝を彷彿とさせることから「台湾のナイヤガラ」と呼ばれることがあります。

滝は濁水溪(にごりみずのかわ)にあり、自然の中でリラックスしたい観光客に人気のスポットです。



滝の周辺には遊歩道が整備されており、滝を間近で見られる展望台や、写真撮影に最適なポイントも多くあります。

アクセスと周辺の見どころ
私は観光ツアーを利用しました。近くまでバスで行き、そこからあるきました。

直接、行く場合の十分瀑布へのアクセスは、台北市内から電車とバスを利用して約1時間半ほどで到着します。最寄りの駅は十分駅で、そこから徒歩で約20分程度の距離です。滝へ向かう途中には、十分老街という古い街並みが広がり、伝統的な台湾料理やお土産を楽しむことができます。

また、十分は天灯(ランタン)上げで有名な場所でもあります。訪問の際には、ぜひ天灯に願いを書いて空に飛ばす体験もしてみてください。

私の訪問時の感想
初めて十分瀑布を訪れたとき、その壮大さと美しさに心を奪われました。特に印象的だったのは、滝の形状です。十分瀑布は、その幅広い流れがまるでカーテンのように垂れ下がっており、その姿はまさに自然の芸術作品と言えるでしょう。

「台湾のナイヤガラ」として知られるこの滝ですが、私には別の印象もありました。以前訪れた日本の黒部ダムの風景が頭に浮かんだのです。黒部ダムはその巨大なスケールと迫力ある放水が印象的でしたが、十分瀑布もまた、その広がりと力強い水流が黒部ダムと共通するものを感じさせました。


滝の近くには遊歩道が整備されており、滝を間近で見ることができる展望台からの眺めは格別です。また、滝の音とマイナスイオンに包まれながら、自然の中でリラックスする時間は非常に癒されます。

まとめ
十分瀑布は、その壮大な自然の美しさとアクセスのしやすさから、多くの観光客に愛されるスポットです。ナイヤガラの滝に例えられるその姿は、台湾の自然の豊かさを象徴しています。私自身、十分瀑布を訪れたことで、台湾の自然の素晴らしさを再認識するとともに、黒部ダムの思い出と重ね合わせることができました。

台湾を訪れる機会がある方には、十分瀑布をぜひ一度訪れてみてほしいです。その壮大な景観と自然の中でのひとときが、きっと忘れられない思い出になることでしょう。