コネクティングドッツ

私は5月の初め、カンボジアのプノンペンにくっくま孤児院に文房具を届けるJWGメンバーに同行しました。




この孤児院は、認定NPO法人GLOBE JUNGLEが運営しており、子どもたちに教育と支援を提供しています。詳細は

からご覧いただけます。

孤児院では、日本語やカンボジア舞踊を教えることで、子どもたちが将来自立できるようにサポートしています。この取り組みを説明してくれたスタッフの楠美和さんは、まるで子どもたちのお母さんのようでした。

残念ながら当日は子どもたちが学校に行っていて会うことはできませんでしたが、翌日、子どもたちからのお礼のビデオレターが届きました。その瞬間、私の心にある思い出がよみがえりました。

2010年、SNSの読書会で出会ったバイタリティあふれる若い女性が、カンボジアの子どもたちについて熱く語っていたことを思い出しました。当時、私はその情熱を「すごいなあ」と思いつつも、カンボジアについて特別な感情は持っていませんでした。しかし、その女性は2012年からカンボジアで日本語学校の手伝いをするために単身でカンボジアに行くことになりました。彼女の壮行会を、2011年12月に大阪のみなみで開いたのが昨日のことのように思い出されました。

それから時が流れ、2024年5月に私はカンボジアのプノンペンで孤児院を訪れ、子どもたちのキラキラした目をビデオレターで見ることになりました。

あの女性が熱く語っていたカンボジアの子どもたちのキラキラした目が、まさに目の前に現れたのです。

この経験を通じて、私はスティーブ・ジョブズの「コネクティング・ドッツ」という言葉を思い出しました。

その時々の点がどのように繋がっていくのか、その瞬間にはわかりません。

しかし、振り返ってみると、すべての点が未来につながっているのです。