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地下都市DTMの沼に溺れてしまった漢の成れの果て

「制作というカオス」


人は、何事においても「言い訳」を作り出すことを得意としています。


納期や責任が無くなり、見合った金銭が発生しない、自分に利益が還元されないと判断された場合、この言い訳を武器に何でも無効にされてしまいます。


◯◯があってできなかったから、◯◯が邪魔して集中できない、◯◯で忙しかったから、体調が悪かったから、乗り気になれなかったからetc…


かく云う僕もそうです。


1日これだけ仕事をしたから作曲に時間が割けない、1日これしか寝れなかったから作曲したいのに集中できない、今日も自分と向き合うことはやめようかな。


使い古されて錆び付いた言葉ではありますが、人生逃げる方が楽なのです。何もしないことが一番楽なのです。


今夜はもう寝てしまった方が、何時間もゲームをしていた方が、気になっていた映画を観ていた方が、美味しいご飯を食べていた方が自然体で人生を楽しめる。


やるべき事が心のどこかでわかっているのに、言い訳を見付けてはやらなかった自分を正当化する。


言い訳を簡単に見付けては今日は仕方ない、また明日いやまた明日、明日、明日…。


好きなことを好きなように、当たり前にこれが楽しいことなんだよ、とSNSにアツい気持ちをアウトプットしていますが、深層心理では逃げられない理由を自分にぶつけているのかもしれません。


いや、こうして文字に綴っている以上間違いなくぶつけているのです。


芸術を形にするには、歌っているだけなら、ギターを弾くだけなら、依頼されたMIDIデータを打ち込むだけなら、ドラムのリズムのアイデアを思い描くだけなら、歌詞を書くだけなら。


簡単ではありませんが、集中力は一つに厳選できます。


しかし、これら全てを理想の形に統合するためには、狂気とも呼べる熱量と集中力が必要だとあらためて感じているのです。


誰かが手伝ってくれるパートだから今は大体これくらいでいいのかなという従来のバンドスタイルでは、想像を超えることができません。


現在ではYouTuberという職業に注目され、炎上商法や、メタ的な要素ばかりがどうしても人気が集まりやすいとは思いますが、一つの作品を撮影から喋りから編集までをたった一人でこなすという某ヒカキン氏には、いちクリエイターとして賛辞を贈るしかありません。


突出した才能ではなく、突出した自己コントロール、瞬間的な熱量を維持するヒントを見つけることこそが、僕にとって生涯追うべきテーマなのかもしれない。




今日まで生きてきて、僕が気付いた1つ重要なテーゼがあります。


「自分の想像を超えることが創造」


己の想像を超えた先に初めて感動があり、自分さえも感動できなかった芸術は、決して誰かの心には刺さらないのです。


流行りに多動的なリスナーばかりがマーケティングを席巻していますが、世の中には僕の感性が刺さるリスナーも絶対に存在していると信じています。


矮小ながらも何年か続けてきた制作の道ですが、どこまでもやっていたいという熱量、完成を目指す集中力、そして何より閃きを必要とする制作は、一生続けることはできないと気づき始めています。


誰しも与えられた分だけの寿命があります。


痛みで身体が思うように動かすことができなかったり、こんなはずじゃないと脳がついてこないと実感することもありますが、それを超える熱量が爆発している時だけは、置かれた場所で咲いている実感があります。


ただ、一人で実感しても、誰にも聴かれなかったらそれが僕にとっての一番の死を意味します。


芸術をパッケージし、誰かに届けるには、自分一人の熱量だけではどうにもならないことがあります。


誰かに聴かれなければ、知られなければ藻屑と化してしまうから。


閉鎖していたTwitterも再開し、Instagramも更新するようになり、そしてblogの更新に意欲的になりました。


そんな中で誰かの

「いいね」

DM

「メッセージ」

掌から零れ落ちそうで零れていかなかった人のみがこれからの僕を支えてくれます。


過去は過去で、想像を超えた作品しかパッケージしてこなかったわけですが、今が一番自分らしいと確信している新曲を作り続けています。


そのためなら一番大切な時間さえも犠牲に。


シングルなのか、アルバムなのかは未だ決めかねていますが、バンドがなくなっても、独りでここまで作品を研磨している「結果」を必ず届けたいと思います。


この作品が誰かの心に響く頃、僕自身が何を感じるか知りたいです。


そこが僕の終着駅。


片道切符で走り出した列車は誰にも迷惑をかけることなく、往復することもなく、ただただ終着するゴールを目指しています。







また長くなってしまいました。


今この瞬間、こんな独り言に目を通してくれたキミに幸あれ。


また0から始まった感覚ですが、数年前のような0以下ではありません。


人生どんなに辛いことがあろうとも、決してマイナスはありませんからね。


いつだって0から始めてきたんです。それはキミの人生にも絶対に同じことが言えます。


証明しよう。


10月18日を境に、できるだけ毎日SNSは発信していこうと決意したので良かったらついて来てくださいね。


少しだけ期待しててください。


これからも応援よろしくお願いいたします。