私は受験生でないにもかかわらず、試験の合格発表日は
なぜか少し緊張してしまいます。

そして、合格できなかった日々を思い出し、

「俺はなんて非効率な勉強法を実践していたのだろう」
と心から恥ずかしくなります。

当時は端から端まで基本書を勉強していたのです。

どこが出題されるかわからない恐怖があったからでした。

しかし、勉強スピードが遅かった私は一通りするのに
今では考えられないほどの時間がかかっていました。

したがって試験日までに十分に記憶できるわけもなく、
試験に落ちるたびにみじめになり辛かった覚えがあります。

その後、弁理士試験に合格するという成功を手に
入れることができたのですが、これは今でも正直、
ラッキーだったと思っています。

99%は運のおかげだと思っています。

なぜなら私の成功の『きっかけ』が自信喪失
だったからです。

さまざまな勉強法を試しました。
しかし全く歯が立たない状況でした。

自信喪失した私は気分転換に本屋に行ったことで
速読の本に再会し、まだ実行したことがない速読を
利用した勉強法で成功する以外に道がなくなりました。

他の人のように選択肢がなかったのです。

「この勉強法で成功できなかったら
仕方がないから別の勉強法をやろう」

などという他の道がもうなかったんです。

そんな状況でしたので、すでに手に入れていた
速読の本だけを食い入るように読みました。

そして、この新勉強法1つに集中しました。

それが弁理士試験合格への始まりでした。

本当にラッキーだったと思います。

そのときの私にしてみれば本当に辛い状況でこんな事を
言うのは当時の私に申し訳ないのですが、もし私が
失敗で自信喪失をしていなければ確実に今の私はありません。

自信喪失していないままだったら私は今でも合格できず、
いい加減で中途半端な勉強法をしていると思います。

自信喪失が私の合格への『きっかけ』となりました。

『合格=きっかけ』だといつも思います。

ほんの小さなきっかけが、合格を運んで来てくれます。

何がきっかけになるか解りませんし、いつきっかけが
訪れるのかも誰にも解りません。

誰にもで必ず合格する為のきっかけは訪れる
と思いますがこればかりは正直、運だと思います。

私の合格の最初のきっかけは自信喪失ですが
計算した訳でもお願いした訳でも努力した訳でも
ありません。

自信喪失まで至ったのは完全に偶然です。

しかし『きっかけ』さえあれば、誰でもどんな過酷な
状況からでも合格できると思います。

しかし合格のきっかけをただ指をくわえて待っていたら
何十年先になるか解りません。

子供のときに合格のきっかけが訪れる人もいますし
60歳で合格のきっかけが訪れる人もいます。

なので私たちは『きっかけ』を待っていてはいけません。

自分で『きっかけ』を作る必要があります。

何があなたの合格のきっかけになるかは解りませんが
自分で作る事が可能です。

それは、行動することによってきっかけを作るのです。

モチベーションが上がらないのであれば、
上げるためにはどうしたらいいか探す。

勉強法が悪いと思うのなら、いい勉強法を探し実践する。

時間がないと思うなら、どうやったら時間を捻出できるか
自分の時間の使い方を見直す。

など、いろいろありますので、あなたも『きっかけ』を
自分で見つけ、合格をもぎ取ってください。


追伸:
興味深いビデオを公開しています。

すでに公開したビデオですが、
あなたの1つのきっかけになればうれしいです。

ビデオ:
http://www.benkyo-hou.com/benkyounokotu/lp.html
(画面上の三角ボタンを押すと始まります。)