みなさんこんにちは、谷本です。

 

最後にこのブログを更新したのがいつか忘れてしまうくらい更新頻度が低めの谷本さんですが、最近win11の23H2で今まで公式サポートが明言されてきたCPUたちが多く足切りされてしまうとのうわさを聞きつけツイッt、、いや違う X やintelの公式データベースを参考にしながら自分なりに考察してみました。

 

まず初めに現在22H2のCPUサポートを見てみましょう。

 

AMD…ryzen2000番以降  ZEN+ 以降

INTEL…core i シリーズ 第8世代以降 skylakeX 

 

ノート用や組み込み向け、サーバー向けは核と多くなってしまうので割愛します。

 

またCPU、マザーボードに求められる要件は

 

1GHZ以上2コア以上の64bit互換のCPUまたはSOC

UEFI セキュアブート対応 TPM2.0対応

 

うーん少しわかりにくいのでマザーボードのセキュリティ関連の項目を解説しますね。

 

セキュアブートでは ストレージ デバイスなどのハードウェア周辺機器に存在するファームウェア コードの署名をチェックします。 要するに不正なデバイスがあったと

きに起動ができないようにブロックしてくれる機能です。

 

次に、TPM2.0とは何か 以下引用 PCwatchさん

金庫に鍵をかける場合、金庫と鍵を同じ場所に置いておくと開けられてしまう可能性が高いが、鍵を金庫とは別の場所(つまりTPM)に保管し、鍵を取り出せる人を厳密に管理することで、金庫の中身を保護 するわけだ。 

 

流れで理解できれば十分です。セキュアブート、TPM2.0はセキュリティ関連のことだと覚えておけば大丈夫です。

 

 

CPUの要件(1GHZ以上2コア以上の64bit互換のCPUまたはSOC)はwin10が動いていたパソコンなら大体は対応していることが多いので問題ないですが、セキュリティ関連の項目とUEFIにネイティブ対応していることがネックとなりAMDではZEN+、intelでは8世代以降となってしまったわけです。

 

しかしよーーーく調べてみると第2世代、第3世代、第4世代、第5世代は全ての要件を一部手を加えたり、製品によっては対応していることが発覚。Haswellおじさん救われた?!

プラス第6世代、第7世代は手を加えたりせずにネイティブ対応しているではありませんか!!

またAMDでは6.7世代のように初代ZENも対応しちゃってます。

 

ではなぜこののような旧世代製品が足切りされてしまったかを考察していきます。

 

まずはintel第2世代から第5世代がサポートから外されてしまったかというと、ネイティブでセキュアブート、UEFI、TPM2.0に対応していることがごく少数であることと、メモリがDDR3のみの対応であることが挙げられると思います。

 

セキュリティ関連の項目はしょうがないとしてDDR3であることに何の問題があるかと思われるサンディーおじさんもいらっしゃるとおもいます。DDR3はDRAMの製造自体がかなり終了していて、今後DDR3に未来はないと振り切った可能性が高いと思います。

 

このDDR3問題より大きく影響していると考えるのがCPUの脆弱性問題である

Meltdown/Spectre により影響が大きいと考えています。まず Meltdown/Spectre とは何かですが、両社ともCPUに入り込んで本来アクセスできない機密情報を盗み取ることをするものです。2018年に大きな注目が集まりました。

この脆弱性が見つかったのは2017年以前(初代ZENとかそこらへん)に売り出された

CPUの多くが当てはまりました。

 

この脆弱性を回避するためにCPU開発各社はマイクロコードのなどの修正パッチを配布しました。(CPUの根本的な設計に脆弱性あったため修正が難しかった)しかしこのパッチを当ててしまうと性能が低下してしまうといった欠点がありました、さらにintel第5世代以前のCPUだと性能の低下が顕著に出てしまったのです。

 

この事件があったことでMSはセキュリティ関連の項目をクリアしているCPUでも足切りにしたと考えることができます。

 

skylakeXなどのハイエンド品は脆弱性問題があったとはいえハイエンドpowerでサポートリストに入れられた可能性がある。

 

といった感じで進めてまいりましたが、どうでしたか?ひさびさにパソコンを触ったこともありいつもより長くなってしまいましたが、、すこしでも暇つぶしになってくれたらうれしいです!!

ありがとうございました。また次のブログでお会いしましょう

 

それじゃ!