2023年12月に始まった、わたしの透析生活。
この10月アタマで
10ヶ月を終え、11ヶ月目に入ります。
浮腫により、64〜65キロまで増えてしまった体重が
透析前にラシックスという利尿剤の大量投与2週間で、62キロまで減り
透析導入入院の10日間で、58キロまで減り
そこから少しずつ今のクリニックで、血圧と足の浮腫みの様子をみながら
DW(ドライウエイト=適正体重)を探っていき
2024年2月頃に54キロ前後
2024年4月頃に51.5キロ前後になり
そこでほぼ落ち着き、現在に至ります。
透析の針刺し、穿刺(せんし)と言いますが
その痛みを緩和させるのは、リドカインテープという麻酔テープ。
これを透析の1〜2時間前に自宅で貼っておきます。
それで痛みが無くなるわけではないですが、我慢できる痛みにはなるようです。
麻酔テープを貼らずに穿刺をしたことがないので
貼らない時とどれくらいの痛みの差かあるのがわかりませんけど
導入当初は血管が細く、柔らかかったため
クリニックではエコーを使って穿刺をしていました。
このエコーを使っての穿刺は、普通にサクッと刺すよりも時間がかかるので
痛みの時間が長引きます
ワタシ、イツマデエコーツカウノカナァー・・
と、当時は思っていた程です(笑)
結局、まる1ヶ月ちょっと間、エコー有りの穿刺でした。
でも、お陰様で血管を傷つけることがなく導入期間を終えられ
技士さん、看護師さん、皆さんが
エコーでわたしの血管の位置を確認してくれたので
その後の穿刺もとてもスムーズです
導入から半年ほど過ぎた頃、ベッドの位置が変わりました。
以前はナースステーション近くのベッドで
人の動きが多いところでしたが
今のところはナースステーションから遠く
窓際から2番目の静かな位置です。
導入当初、よく声を掛けて気遣っていただいた技士さんが
先日、久し振りに穿刺に来てくれました。
その技士さんは、ベテランでとてもお上手なので
と、言っても、あのクリニックには下手な方がいないんですけれどね(笑)
こちら側のベッドには殆ど来なくて
エコーが必要だったり
血管が弱かったりする方が多いベッドの担当になることが多いようです。
その技士さんが久し振りにわたしに穿刺をしながら血管を見て
「しっかり育ってきたね、本当に丁度よい感じだよ
細くないし、かと言って太すぎない
あんまり太いと盛り上がって目立つからね
女性だとやっぱり気になるよね(笑)
それに、深い位置でもなく、浅過ぎでもない
刺し易くていい位置に血管があると思うよ」
そう、言ってくれました。
おそらく、何十人も、何百人もの人の血管を診てきた方。
そういう方にそう言ってもらえると、ホント安心します。
たとえ少し大袈裟だったとしても
その方は患者さんをいつも安心させてくれる方なので
気持ちがとても楽になります
良かった
血液検査の数値は、だいぶ好きなものを食べられるようになったので
リンとか、カリウムとか、その辺りがギリギリだったりもします
でも、今のところ許容範囲内なようで
時々、注意を受けることはありますが
大目玉をくらうことは、まだありません(笑)
そもそも、大目玉を食らってる人も見掛けないんですけどね。
注意を受けている方は時々いますが
常に患者さんの気持ちに寄り添って言葉選びをして
説明や注意をしてくれているので
聞き苦しい、とか
聞くに堪えない、とか、そんなことはないですね。
院長先生はじめ
看護師さん、技士さん、皆さんが
そういう方針で患者さんに向き合ってくれているんだと思います
とても素敵なクリニックです。
わたしの友だちに、障がいのあるお子さんを持つ方がいます。
愛に溢れるご家庭で、とても穏やかなお子さんです。
そのお子さんが、ホームに入ることになりました。
と、言っても、家族は、特に母親は最後まで
何もホームに入らなくても、通所でいいじゃない
と、お子さんに話したようなのですが
お子さん自身の精神が成長されたんでしょうね。
お子さんの考えは変わらず、ホームで生活をしてみたい、と。
お子さん、と言ってももう立派な成人です。
しっかりと成長されたんですね
なので、わたしからは『おめでとう』と声を掛けたのですが
母親は淋しくて淋しくて、そして不安がいっぱいの様子でした。
でも、1ヶ月に1度の面会でホームに行くと
とても穏やかで良い笑顔を見せてくれるそうです
その自分の子どもの姿を見て
はじめは不安や疑心暗鬼だった気持ちが
ホームの方を信じて、安心する方向に変わってきた
そう話していました。
何が言いたかったかと言うと
そのお友だちのお子さんが入るホームも
わたしが通うことになったクリニックも
わたしたちはそこに縁があって本当に良かったなぁ、と思うのです。
ご縁、というのは不思議ですね
ブログを通して知り合いになった方、皆さんもです。
皆さんともお友達になれた、このご縁
大切にしていきたいな〜、と切に思うこの頃です
今日も
足を運んでくださって、読みに来てくださって
お友達になってくださって
どうもありがとうございました
これからも、よろしくね