旦那の心臓がドナーとして手術が出来ない、と決まったので

兼ねてから勧められていた献腎移植の登録をすることにしました。


通っているクリニックは

院長先生の他に数人の医師が交代で回診してくれるのですが

その中に、よその病院から週に1回来ている腎臓外科の先生がいます。

その先生

わたしが移植手術をしようと思って通っていた大学病院の腎外に在籍されてるとかびっくり

なんと奇遇な。

なので、そこで登録をすることに決めました。


空いている時間帯でも車で45〜50分はかかる距離ですが

まず、先生とは週に1回顔を合わせていて話しやすいし

道も頭に入っていて運転もしやすいし

病院の中もだいたいわかっているし

移植コーディネーターの方とも顔見知りだし

もう、ここしかないよね(笑)


普通は、どうやって献腎移植登録をする病院を決めるのでしょうか?

通っているクリニックさんからの紹介、などで決めるのかな?

私の場合は、そこの大学病院の診察券も持っていたし

移植コーディネーターさんとも話がすぐに通じたので

電話ですぐに予約が取れました。


確かにね。

移植しようと思って通っていた病院に

今度は献腎移植のことで通う、というのは

ちょっと複雑な思いがあるかな〜

という不安はありました。

気分が滅入るかな、とかね。

だって希望を抱いて座っていた

あの同じ待合室と、同じ診察室なんだもん。


でも、不思議。

意外と平気な自分がいて驚きです笑い泣き

それは

今の体調がさほど悪くないからなのか

悪い方に考えることが少ない、という性格的なものなのか(笑)

とにかく、落ち着いて待合室で過ごせましたし

落ち着いて診察を受ける事ができましたふんわり風船星


献腎移植の登録についての費用は

はじめに行う血液検査

感染症の検査と、白血球の型を調べる検査

などで、まずは33000円。

そのあと、登録料として30000円。

コンビニなどから振り込める用紙をもらいました。

そして、東京都はそこから10000円分の助成金が出るようです。

これは、支払ったあとから申請すると返金されます。


献腎移植についての検査は

とにかくはじめのうちは、特に何もしないそうです。

現在、14〜15年の待機年数、と言われていて

そのため今から色んな検査をしても無駄、というか(笑)

なので、10年目くらいから本格的に検査を始めていきましょう

と、言われました。

個人的に、市のがん検診などを受けている程度で良いのかと思います。

透析患者は、普段から定期的に血液検査を受けていますしね。


登録後の更新は

年度終わりに次の新年度分をするそうです。

でも、初回だけは1回分見送るそうなので

次の登録更新は、再来年の3月になります。

登録料は5000円。

またコンビニ振込、なのかな。


登録後の通院は、年に1度。

なので、次回の通院日は来年の6月です笑い泣き

かなり先ですが、予約を入れてきました。


移植の順番ですが、まずは、待機年数。

長く待っている人から順番に選ぶそうです。

そして、血液型と、白血球の型。

その適合が合う人から選ばれます。

年齢的には

70代半ばくらいまでは、手術する、と。

人によりけれだけれど

70代後半になると、手術に耐えられる体力があるかどうか・・

残念だけれど、登録をそろそろオシマイにするか

ご本人と相談するのもそのくらいの年齢から、とのことでした。



献腎移植の登録は、こんな感じです。

移植登録をしたあとの注意事項としては

携帯電話を枕元において寝るようにしてください、とか

留守番電話の機能を付けておいてもらうといいと思います、とか

色々と細かなことは、全て記載された用紙を受け取るので

それをじっくり読んでおけば大丈夫ですが

とにかく14〜15年後の話なので爆笑

実際に心構えをするのは10年を過ぎた頃からなのかな、と思います。

ただ、先生が仰るには

去年はドナーさんがとても増えたらしく

日本もだいぶ、移植についての意識が高まってきている、と。

なので、もしかすると

12〜13年後くらい、に縮まっていくかな、という期待をしている

と話されていました。


献腎移植もですけれど 

人工腎臓の研究も進み始めていますし

少しだけ明るい未来をもっていきたい、と思います照れ乙女のトキメキ



今日も

足を運んでくださって、読みに来てくださって

いつもありがとうございますスター

暑かったり涼しかったり、寒暖差が激しいです。

体調に気をつけてお過ごしくださいねハートのバルーン