話は前後しますが
2023.03~ から、ウォーキング+スロージョギングを始めました。
独身時代は、わりと身体を動かす仕事をしていましたが
30手前で結婚、その後、40代半ばで慢性腎不全になるまで運動は皆無でした。
もともと運動は苦手で、汗もあまりかかない体質だったので、本当にぐーたら主婦だったわけです
こ存じの通り、慢性腎不全は治りません。
1度壊れた腎臓は、元には戻りません。
少しでも働かせ過ぎないように気を付け、減塩と適度な運動の徹底が不可欠なわけです。
2023.03 とうとう、担当医からシャント手術の話が出ました。
eGFRが5を切った為です。
それまでも浮腫はかなりありましたが、食欲は旺盛。
減塩をし、カリウム、たんぱく質は控えていましたが、美味しく食事が食べられていました。
普通の生活をしている分には何も問題はなく、と言いますか、自覚症状は浮腫だけでした。
ですが、数値だけ見れば
いつ体調が悪化して透析に入らなくてはならないかわからない
という状態にまで陥っていたので、医師としては当然のススメでしょう。
手術
とうとう、その言葉が出てくるところまできたわけです。
今さらですが、ジタバタしました。
でももうここまできたら仕方がありません。
2017.02に診断を受けてから、2年で透析に、という話だったので
ここまでもっただけでもかなり頑張った方なのかもしれません。
実際、担当医には
「かなり粘ったね」と言われました
そして、2023.04にシャントの手術。
色々あったシャント手術の話はまたのうちに・・
で、その1ヶ月前から家族のススメでウォーキングを始めました。
始めはホントに歩くだけ
そして、重たい身体を慣らすために少しずつスロージョギングを取り入れはじめ
半年後、1キロ ウォーキング+2.5キロ スロージョギングまで出来るようになりました。
驚くべきは毎月の血液検査の結果です。
5を切っていたeGFRか6.5まで復活、半年間はその数値を保つことが出来ました。
浮腫は相変わらず。
2時間も立っていれば、正座が出来ない足になっていました。
ですが、身体を動かす気持ち良さを知ることが出来たことも事実です。
何より、数値が落ち着き、どんどん下がらなくなったことが嬉しくて仕方がありませんでした。
運動なんて、本当に大キライだったのに。
お陰で、2023.08には夏の旅行にもTDRにも遊びに行けました
その時は、まだそんな体力も気力もあったわけです。
あのウォーキングとスロージョギングを、もっと前から取り組んでいたら・・
と、今になって思います。
家族はもっと前からわたしにジョギングをすすめていたのですが
とにかく運動嫌いなのでずっと避けて逃げていたのです。
今思えば
あと1年早くから取り組んでいたら
診断を受けた7年前から取り組んでいたら
と、思います。
少しキツいくらいの運動が、細胞を活性化させてくれるそうです。
腎臓と言えど、細胞は2年でだいたい新しく生まれ変わると読みました。
早めに取り組めば取り組むほど、良い結果になるのではないか、と思うのです。
治らないまでも、下がることは止められるのではないか、と。
腎不全という診断を受けてしまっていても
今、まだ体力があるのなら、ぜひ、身体を動かしてみてください。
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