今回のキャンプ地は三重の志摩市。
リアス式海岸のど真ん中となります。
ただ、行くまでの間に
すったもんだがありました。
予約していた日に外せない
仕事が入ってキャンセル。
前出しで予約を取り直したら
菜種梅雨。
私はもう、雨キャンプでもいいかと
思ったのですが同行者の
『穴あきジムニー』がバイクで
行くので雨はイヤだと。
再度、予約を取り直して
ようやく出発当日です。
お空はピーカン、いい天気。
この後、志摩は雲優勢となって
いくようですけど、
それまで気持ちのいい
ドライブとなりそうです。
が、高速道路を走行中、
突然フロントガラスに落下物。
鳥の糞です！
結構大量の糞の隙間から
前方を視認するような状況。
すぐに ワイパーを
作動させたいところですが
後ろにはバイクが追走。
ウォッシャー 糞液を撒き散らす
わけにもいかず、
しばらくそのまま走行。
後続車がいなくなったところで
ようやく綺麗にすることが
できました。
一番近い SA によって ワイパーでは
取りきれない分を清掃。
そこで他の場所を見るとフードから
ルーフボックスまであっちゃこっちゃ
糞だらけ。
どんだけ、でかい鳥だったんだ。
まあ 高速で走ってる車と飛んでる鳥。
それで命中したのなら
運が大当たりとして
吉兆としましょう。
ただ、どっかのコイン洗車で
洗い流すのは確定です。
気を取り直して高速を進むと
私の故郷の松阪のインターで
大量の桜吹雪。
その中を車で駆け抜けます。
早速いいことありました。
伊勢で高速を降り、昼飯です。
伺ったのは伊勢うどんのまめやさん。
注文したのは肉伊勢うどんです。
では 実食。
柔らかくてちゅるんちゅるんです。
スーパーで売っている伊勢うどんは
昔よく食べていたんですが
よく考えるとお店のを食べるのは
これが初めて。
いやー うまい！
出汁がすごく効いた甘辛のつゆも
最高です。 食べ終わった後
どんぶりを見るとつゆが
1/3から1/4 くらい残っています。
私が知ってる伊勢うどんのつゆは、
というよりも、もうたれです。
食べ終わったら、どんぶりには
ほぼ残りません。
これがまめやさんの
スタイルなのでしょう。
ごちそうさまでした。
食べ終わった後、
コイン洗車の高圧水洗で糞を飛ばし、
今回のキャンプ地、
ともやまキャンプ村に向かいます。
AJより早く着いたので
キャンプ場を散策。
海岸線が見えるサイトもあって
いいところです。
今回私は 第1テントサイトを
取ったのですがサイトとサイトの間に
木々が厚めに生い茂り、
個別感がバッチリです。
これでお値段激安… ただ、
もうじき料金改定で
値上げだそうです。
バイクのAJも到着し、
晴れたり曇ったりのなか、設営開始。
そして、完了。
気温的にはもういらない、
薪ストーブを無理やり持ってきて、
いつもながらのセッティング。
さて、汗をかいたので近くの
ホテル内にあるともやまの湯に
行きます。
タオル付ではあるものの、
お風呂設備の内容としては
1000円はちょっと高い印象。
でも眺めは良かったです。
さて、この頃になると2人とも
お腹がグーグーです。
特にAJが腹減ったとうるさい。
ふふふ、ありますよ、旦那～。
すぐ食べれるものが。
コンビーフとジャガのリエット。
家でもちょいちょい作る
メニューですが
うまいです、これ。
AJも満足のよう。
一品作って持ってきて、
それを口にしながら
次の料理を煮たり焼いたりする。
完璧です。
そして次に出来上がったのは、
おでん。
大根、卵、練り物から
ロールキャベツ、プチトマト、
たこ焼きなど。美味しい。
そして最後に出来上がったのが
スペアリブ。
1日近く漬け込んだ肉をストーブの
上でじっくり焼き上げました。
ちょっと焦げ目が強いですけど
なかなかの焼き上がり。
トングで挟んでかぶりつきます。
うまし！
ばっちり味も染み込んでいい感じ。
ただオヤジ二人には油がきつくて
最後の一切れ、残りました。
あーさー。
天気は厚めの曇り空。
ただ、昼頃から回復する予定です。
朝ごはんは10時からお店を
予約しているので、
キャンベルのコーンスープだけ。
正直、私は抜きでも
いいくらいでしたけど。
でも一口飲むとキャンベルの
ごちそうスープはやっぱり美味しい。
そうこうしていると出発の時間。
早い、昼飯に行きましょう。
そして着いたのは的矢かきテラス。
奮発してリッチなご飯です。
テラス席でいただく
的矢牡蠣づくしの品々。
うめぇ～～～。
残念なのは日本酒もワインも
合わせられなかったことです。
絶対あうのに。
まぁ、車の上、
この後、軽く山登りするんで
飲むわけにはいかない。
というわけで牡蠣を堪能した後、
横山展望台へと向かいました。
下にあるビジターセンターに車を置き
さあ、登山開始。
けど、舗装された綺麗な
道が続きます。
観光客がリアスを一望するための
場所なので雨でもぬかるまない
ための舗装ですが、
正直、歩きづらい。
早く土があらわになった道に
ならんかな。
展望台に着きました。
空はまだ雲多めですけど
リアスの眺望が素晴らしい。
さて、ここが頂上と
いうわけではないので
先に進みます。
ようやく 舗装が終わりました。
やはり 地面を踏まないと
登山という感じはしません。
ここから先はさっきまで多くいた
観光客の皆さんはいなくなりました。
帰りに U ターンして戻る時、
外国人の方 1人と会っただけ。
山中のただ中という感じがよきよき。
山頂です。石積みがしてありますが
見渡しはあまり良くないので
さらに奥にある展望台へと
向かいます。
この頃には雲から陽が出始め、
いい天気といい眺望。
私はライトなトレッキングシューズで
きましたが、しっかり整備されている
登山道なのでスニーカーでも
問題なく行けます。
観光ついでにさらに奥に
行ってみるのもいいかと。
帰りに食材調達のため
スーパーに寄りましたが、
さすが海に近い場所。
アジがピンピカピン！
むちゃくちゃ新鮮そうで、うまそう。
焚火台があれば直火で
塩焼きにしたかったですが、
今回はパス。また今度。
帰ってきてしばらくゆるりと
しているとお腹が減ったのと
飲みたいので晩餐を始めます｡
牡蠣テラスで買った
アカモクという海藻。
ポン酢をかけるといいと
教わりましたが
あいにく無いので生醤油を
ちょんちょん。
うまい。
細い茎の部分がシャキシャキして
美味しい。帰りに土産として
買ってきました。
続いて、サメなます。
志摩の郷土料理で祝いの席には
欠かせないものらしいです。
酢味噌でいただきましたが
日本酒が進みます。
次はサワラの刺身。
普段、スーパーで見かけないので
購入。脂が乗っててグット。
あとは、スーパーの味付け鶏肉で
済ませました。
だいぶ日も長くなり、
ようやく黄昏時です。
では 場内の展望台に行きましょう。
リアスの海に落日の朱が
映り込みます。
いいですね・・・・・・。
陽が落ちきるまで堪能して
テントに戻り、酒盛り再開です。
あっ、スペアリブ、残ってた。
あーさー。
今日はのっけから 快晴。
気持ちいい。
朝飯は再び登場、スーパーで
購入の伊勢うどん。
お店にはかないませんが
なじみある味でうまい。
食べ終わった皿の底には
ほぼほぼ、タレは残りません。
ごちそうさん。
いつもだったらテントは
でっかいビニール袋に突っ込んで
帰ってから干しますが
今日は天気もよく、さらに日当たりの
いい広場もガランと空いているので
そちらにテントを持って行って
帰りまで干します。
中の荷物はそのまま、ペグを抜いて
テントを横へスライド移動 。
じゃん。
テント内部、丸裸です。
ここからは、時間まで
ゆっくりのんびりです。
テントもよく乾きます。
昼前に撤収完了。
いやーいいキャンプ場でした。
また来たいですね。
キャンプ場は後にして向かうのは
松阪、鶏焼きの前島食堂です。
久しぶりに食べたかったんですよね。
Google ナビに従って松阪一つ前の
インターで高速を降り、前島食堂へ。
・・・・・・・・・ オイ、 Google
お前またやりやがったな。
この道の方が距離は短いかもしれんが
ぐにゃぐにゃ曲がるは、生活道路だわ
細いは走りづらいは
余計に時間がかかるんだよ！
なんてこともありましたが、到着。
しかし駐車場に人が
ワラワラといます。
パッと見て20人近く。
「嘘、混んどるやん」
一瞬、店を変えようかと思いましたが
この店には来たことがなかったので
待ち覚悟で入りました。
けど、そんな心配は無用で
10分くらいで席につけました。
来店したのが13時くらいで
外にいっぱいいた人は
食べ終わった人たちで
さらにバイカー集団で大勢に
なっていた模様。
よかった、良かった。
さて、注文ですが親鳥とせせりは
売り切れとのこと。残念。
若鶏と肝を頼みました。
このお店はももやむねと別れてなくて
若鶏と頼むと部位がミックスで
出されるみたい。
では、実食。
うまい！
甘辛味噌だれでご飯が
抜群に進みます。
肝も新鮮で出された時は
ちょっと多いかなと思いましたが
美味しくぺろり。
腹いっぱい食べました。
あとは家へ帰るだけ。
途中、眠たくなって仮眠を取りましたが
明るいうちに無事帰宅です。
しょっぱな、
どうなるかと思いましたが
ウンが大当たりの
大満足キャンプとなりました。
END