12人産んだ助産師HISAKOさん。
夫婦エステ韓国旅の間、留守を守ってくれた長女さんに「生まれてきてくれてありがとう!」と。
「生まれてきてくれてありがとう!」
助産師さんと長女さん母娘お二人の関係性、長女さんががそれでいいならそれでいいことなんだけど、産んだ子の数を日銭に換えているYouTuberの人たちなのでツッコミます。
「生まれてきてくれてありがとう!」
この想いは産んだ12人みんなにも向けられているんでしょうか。
夫婦の旅を支えているのは間違いなく独立した第2子さん。その時間を受け入れたお孫さんと、現在同居のお子さんたちたぶん6人です。
「お留守番ありがとう!」なら第2子さん一人に向けられたことも理解できる。行為に対する感謝です。
だけど「生まれてきてくれて」は大きすぎる。
行為への対価として出てくる言葉なんだろうか。
こどもたちひとりひとり、その関係性で、「生まれてきてくれてありがとう!」を言えたり言えなかったりするんだろうか、と。
12人産んだ助産師さんは、10人目を産んで離婚し子どもたちが分断されたのち、
母親と生活しながらも心身の乱れに苦しんだ思春期の子に「うまなければよかった」と思ってしまったことを、世界に向け吐露しています。
いま苦しい養育者のみなさん。
「うまなければよかった」と思ってしまう、
思ってしまった自分を責める、
こころがそんな場所にあるときには、
なにもかもを乗り越えて「生まれてきてくれてありがとう!」と言えるに至った母娘の姿は、救いになっている。んでしょう。
だけどその救いのために、
12人の子どもたちと、その成長を慈しみ支える人たちのこころ、積み重ねてきた時間の全てが、ただひとりとの様子をサンプルに「まるくおさまった物語」として消費されている。
あの母娘の姿に癒された勇気をもらったと感じたあとには。
自分は何かを踏まされていないか。
よくよくみてほしいです。
