12人産んだ助産師HISAKOさん、CHANTO WEB 矢島みさえさん記事のまねブログです。
CHANTO WEBさんからは、マミーブレイン(産後ボケ)に続き2回目の発掘です。
元記事
CHANTO WEB 矢島みさえさん 記事
2020-05-23
2021-04-07
青 元記事
妊活を始めた女性から「夫が非協力的で行き詰っている」「私は焦っているのに、夫はのんきにしている」という相談をよくお聞きします。
赤 12人産んだ助産師HISAKOさんブログ
妊活を始めた女性から
夫が非協力的で行き詰まっている
私は焦っているのに
夫はのんきにしている
という相談は本当に多いです。
どうして夫婦の間で、こんなにも〝温度差〟が生まれるのでしょう?
このモチベーションの差はいったい何なのでしょうか。
このように、人は「自分に関係ある」と思うことは、無意識に情報を拾いやすくなると言われています。
人間は、自分に関係がある、と思うことは
無意識に情報を拾いやすくなると
言われています。
わたしたち女性は、物心がついたころにはすでに「女性は出産する性である」と知っています。
わたしたち女性は物心ついたころにはすでに
自分がいつか出産する性であることを
知っています。
つまり女性にとって、妊娠や出産は「自分に関係していること」。
つまり女性にとって妊娠は出産は
自分に関係していることなんですね。
幼いころから自然と情報を拾っているのです。
だから、幼いころから自然と
妊娠や子育てに関する情報を
なんとなく、漠然と、拾っていると言われています。
きっと多くの女性が「産むときは痛いのかな?」なんて想像を働かせたことがあるのではないでしょうか。
産むときは痛いのかな?
いつか自分も赤ちゃんを産むのかな?
何人産むのかな?
小学校のころ、すでにそんな想像を働かせ
友達と語り合ったことがあると思います。
一方、男性にとって妊娠や出産は、自分の身体に起こることではありません。
男性はどうでしょう。
妊娠や出産は自分の体に起こることではないので、
「自分に直接は関係ない」話題なので、放っておけば情報はほとんど入ってこないのが普通。
自分に直接関係ないことなので、
放っておけば
その情報はほとんど入ってこないのです。
子どものころから妊娠・出産を「自分のこと」として考とらえている女性に対し、妊娠出産を目の前にして初めて意識をする男性。
これまでの人生でずっと
妊娠出産に関することを体感してきた女性と違って
結婚したり、パートナーが妊娠したりすることで、
はじめてそれが「自分に関係すること」
にランクアップされ、
数十年の差があると考えると、温度差が生まれるのも当然だと捉えられるのではないでしょうか。
と考えると。
男性と女性で
妊活に対する温度差が生まれるのは
しかたがないことなんですよね。(^◇^;)
また女性には、毎月生理がやってきます。
月経が始まり、
たとえ、仕組みなどを明確に知らなかったとしても「身体感覚として」一定のリズムで、排卵や生理がくる感覚をつかんでいます。
性周期についての正しい知識を
持っていなかったとしても、
一定のリズムで排卵や生理がくることを
女性は身体感覚として知っていくことになります。
また生理痛などの感覚から「子宮」の存在を意識しますし、性行為をするときには、そのつど妊娠のことが少なからず頭をよぎるのではないでしょうか。
生理痛や排卵痛、生理前のイライラ、
体のむくみなど、さまざまな変化や
セックスのときの快感などからも、
自分の中に「赤ちゃんができる部屋」や、赤ちゃんのもととなる「卵子」があるということを、意識する機会が多いのが女性です。
自分の下腹部にある子宮の存在を意識するように
なります。
これまでまったく意識してこなかったことを、急に「意識しろ」と言われても無理な話。
大人になるまで意識してこなかったことを
いきなり「意識しろ」と言われても無理だし、
頭ではわかっていても
どうしても実感が持てません。
これまでの人生でずっと、妊娠・出産に関することを〝体感〟してきた女性と違って、男性にとってはやっとスタートラインに立てた段階なのです。
これまでの人生でずっと
妊娠出産に関することを体感してきた女性と違って
結婚したり、パートナーが妊娠したりすることで、
はじめてそれが「自分に関係すること」
にランクアップされ、
そこでようやくスタートラインに立つのです。
また女性が出産するには、タイムリミットがあります。
女性は妊娠出産するにはタイムリミットがありますが
厳密に言えば男性の精子にも「妊娠しやすい年齢」はあるのですが、それを差し引いてもタイムリミットはずい分先だと言えるでしょう。
男性は60歳を過ぎても子宝に恵まれる能力を温存しています。
そのため男性には「まだまだ大丈夫」という感覚があり、女性の「焦り」は伝わりにくいのです。
なので余計に、「まぁ、そんなに焦らなくても」
という感覚になってしまい
女性の焦りは伝わりにくいというのもあると思います。
お話してきたような状態で「妊活」を始めると、男性は受け身となり、結果として主導権は女性になるのは当然のこと。
いっそのこと、
ハイレベルの理解を求めるのではなく
あなたが主導権を握って前向きに進めて
いきましょう!
つまり、妊活をはじめたころの男性というのは、会社の方向性や仕事の意味が理解できていない「新入社員」と同じと考えたほうが賢明。
何もかも初めてすぎて
何がわからないかもわからない。
積極的に妊娠のことを調べてみようにも
何を調べていいのかさえもわからない男性が多いのだと思います。
妊活に関する知識は、女性のほうが圧倒的に豊富に持ち合わせています。
妊娠出産に関しては、
知識面でも感覚面でも女性のほうがずいぶん
先の位置に立っています。
いまは新入社員でも、知識やノウハウを丁寧に教えていくことできちんと育ってくれますので、ここは「急がば回れ」精神で向き合ってみてはいかがでしょう?
わからない彼には、
そのことを責めるのではなく、
丁寧に優しく教えてあげる努力をしましょう。
妊活に対する夫婦間の〝温度差〟が生まれる理由は、家庭のことを真剣に考えていないわけでも、妻の主張を軽んじているわけでもありません。
でも、彼らは
家庭のことを真剣に考えていないわけでもないし、
妻の主張を軽んじているわけでもありません。
何もかもが「初めてすぎてわからない」男性が多いのだと思います。
何もかも初めてすぎて
何がわからないかもわからない。
「私だって初めて」と思いたくなるのもごもっともですが、妊娠・出産に関しては、知識面でも感覚面でも、女性のほうがずいぶん先の位置に立っています。
わたしだって初めてよ!!
と言いたくなりますが、
妊娠出産に関しては、
知識面でも感覚面でも女性のほうがずいぶん
先の位置に立っています。
「温度差はあって当然」と考えて、スタートこそ焦らず、丁寧に進めてみるよう心がけてみてください。
わからない彼には、
そのことを責めるのではなく、
丁寧に優しく教えてあげる努力をしましょう。