”先天性疾患のある0歳児を保育園へ。かわいそう?”←かわいそうなのは。 | 助産師さんの観察ブログ

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アメブロプロフェッショナルブロガーだった12人産んだ助産師HISAKOさんを観察しています。15人大家族ではありません。なぜかアメブロは閉鎖、ばぶばぶでもブログは更新されなくなったので、主に過去ブログからコピペ疑惑を掘り出しています。

 

12人産んだ助産師さんが、寄せられた相談にブログで回答されていました。

 

持病のあるなしに関わらず、仕事、生活、育児バランスは家庭の数だけあります。

答えが出るものではないけれど、助産師さんの回答は、過去に相談を受けた小児科ママさんのケースを例に引いて(いいのか)、背中を押して欲しい相談者さんの背中を押す流れとなっていました。

 

しかし医師、教員だった場合、なぜか職業までも開陳してしまう癖がありますね。

なんでか知らんけど。

小児科医という素晴らしい仕事、

社会のためにがんばってほしいと

わたしは背中を押しました。

他のお仕事やったら背中押さんかったりするのかな。

知らんけど。

 

個人的な感想です。

相談者さんも、助産師さんも、「母親の話」で完結していることに違和感を覚えました。

 

昭和から令和、家庭の姿は大きく変わりました。

助産師さんがこどもだった頃のよくある家庭。

大黒柱は波平さんとマスオさん。

夕食の団らんができる時間に帰宅していて、休日出勤も突然の呼び出しもなく、妻子たちを養える家。

今の日本に何割いるんだろう。

 

助産師さんがママさんになった20数年前には女性の進学就職が一般化し、共働き家庭は専業主婦家庭の数を超えました。

 

今は、平均賃金が下がってひとりの稼ぎでは家族を養えなくなり、共働きは当たり前に。

仕事の次は、家事育児も「夫婦で」にしないと、ワンオペでは人は壊れる。

ようやくそのことに気づき始めた時期だと思います。

 

自分ひとりの問題として、ネットの誰かに相談する前に、

家族の問題として、家族で考えないといけない。

 

自分が使える時間の枠に、仕事とこどもを並べ、どちらかを選ぶ苦悩。

こんなの、母親だけが背負ってはいけない。

ワンオペでは人は壊れます。

 

相談者さんには、ひとりで考えちゃいけないよーと、伝えたい気持ちでいっぱいになりました。

 

最後に相談と関係ないツッコミ。

うちの12人の子どもたちは
乳幼児期に3人が入院経験アリ。

それでも、全員0歳から
とても楽しそうにイキイキと
保育園に通っていました

専業主婦時代、上の子5人は幼稚園ておっしゃってませんでしたっけ。

 

「かわいそう」なのは、
何かが起きたときにママが
正しい判断で子どものために行動しない場合です。

 

熱っぽいのに無理やり保育園に連れていくとか
激しく咳をしているのに買い物に連れ出すとかね。

こどもがかわいそうとか感情問題以前に、社会的に許されない行為です。

助産師さんの世界にコロナはないのか。

オミクロン株で一日当たりの感染者数最大値を更新している沖縄で、最新の発信が、これでいいのか。

 

そして、「何かが起きると予見できるとき」にママが子どものために行動しない場合も、とてもかわいそうです。

デジタルタトゥーを刻まれ続けているお子さんたち。

かわいそうだと、思います。