宮島のお土産物屋さん
やまむら商店
店主の山村ゆう子です。


今日は高齢者デイサービスで
「音楽レクリエーション」


今日はなんと!
22才のお嬢さんが
助っ人に来てくれました。


「さざんかの宿」


を歌う時に、前奏部分に入れるナレーションをお願いしました。

「寒さに震えて  咲く赤い花
春をみないで散る定め
今夜だけはあなたの腕で~

みたいなのです。

でも、妙に明るさが漂うから

歌の内容、要するに不倫の歌であることを説明したら


「うわ~、何、
信じれん!この男」

と、バッサリ切り捨ててくれました。
気持ちいい位に。


私の脳内で花が ボタっと落ち、続いて

「最低じゃん、こいつ!」

と、どどめを刺してくれました。


健全な若者の反応に安堵しつつ、思わず爆笑してしまいました。


カラオケ好きなご高齢の方に人気ある曲で、今日もみなさんしっかり声をだしつつ、切なさも表現して歌って下さいました。


もちろん、皆さん不倫経験は無いと思いますが、(無いからこそ歌えるのかもしれないけど)、


歌を通して色んな感情を味わう楽しみって、ある程度年齢重ねてこそなんだな~と改めて感じました。


はちきれん位の、まぶしく若さあふれる
22才!いま、その瞬間を
謳歌してほしいです。


80年の人生の重みがつくる歌声は
色んなものを味わい楽しむ深みがあり、それもまた「いいな~」と聞き入っていました。