NagiosのNRPE設定をSolarisで行なう方法
Nagios監視サーバにDebian 4.0(Etch)、
nrpeエージェントにSolaris10
を使っています。
監視画面上の
STATUSに"UNKNOWN"、STATUS INFOMATIONに"(No output returned from plugin)"
が表示されます。
監視サーバ側のnrpeは、
apt-get install nagios-nrpe-plugin
で入れました。
nrpeエージェントのビルドは
./configure --enable-command-args --with-ssl-inc=/usr/sfw/
で行ないました。
このとき、監視サーバから
/usr/lib/nagios/plugins/check_nrpe -H 10.44.xx.xx
を実行すると、
CHECK_NRPE: Error - Could not complete SSL handshake.
と表示され、エージェント側のログに、
nrpe[4133]: [ID 813741 daemon.error] Error: Could not complete SSL handshake. 1
のような記録が残ります。
そこで
/usr/lib/nagios/plugins/check_nrpe -H 10.44.xx.xx -n
にしてSSLを無効にしてみると、
CHECK_NRPE: Received 0 bytes from daemon. Check the remote server logs for error messages.
と表示され、エージェント側には先ほどと同じログが残ります。
エージェント側のSSLを無効にしようと、
./configure --enable-command-args --disable-ssl
で構築し直し、エージェントの再起動をかけ、
/usr/lib/nagios/plugins/check_nrpe -H 10.44.xx.xx
/usr/lib/nagios/plugins/check_nrpe -H 10.44.xx.xx -n
を行なったのですが、状況に変化はありませんでした。
ちなみに、5666ポートが開放してある事と、allowed_hostsの記述、
エージェントのnetstat -aの結果は正常です。
さて、どうやって解決したかです。
監視サーバ側check_nrpeに-nオプションをつけたように、
エージェント側nrpeにも-nオプションをつければ良いようです。
また、引数の個数についても要注意です。
-aオプションの後に何も入ってないと、ダンマリになりますので、
引数があるバージョン、無いバージョンのcommandを定義しておく必要があります。
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