元記事
今や議員同士の政策がどう違うかなんて、
誰も気にしていないな。
バブル崩壊で公的資金を投入して民間企業を助け、
憲法違反の疑いが(今や誰もそれすら指摘しない)ある国債増発で財政危機を乗り越えようとした、
それが当時、危惧された通りにモラルを破壊した。
もはや、
議員は仲間内で褒められたいか、
税金をどれだけ多く仲間に配れるか、
それだけだな。
なので、
誰もが与党になりたがっている。
保守に大政党による政権交代という夢は無惨にも散って、
これから現れるのは、
小選挙区を封地のように扱う、
世襲・禅譲議員の集まる巨大な一つの与党だ。
昔はそれなりの政策論争があり、
予算の組み替えも可能だったが、
今や巨額の国債が重しになって、
何もできない。
できるのは、
外交では日本経済の一番のお問い様である対米追従。
金融・経済ではインフレを耐えられる限りの速度に加速させることで、
将来、国債のGDP比率をアベノミクス前、可能なら20世の次元まで回復させること。
だから、
金利はあげられない。
ので、
長期的に円安。
円安を容認することで、
海外で日本企業が稼いだ利益からの仕送りで、
国内の構造的な赤字を補填する。
この構造はもはや変更しようもない。
そんな中で、
日本人の二、三割が享受できる好景気を演出し、
富裕層でない高齢者層が自然消滅するのを待ちつつ、
その後の展開が開けるまで臥薪嘗胆するしかない。
冬の時代に、
春や夏を期待するのは馬鹿げている。
