【閲覧注意】
と大げさに注意喚起(≧▽≦)
つうのも、どうも曰く付きらしい…
元々近江の豪商の家にあった掛軸だが
家系に次々と不幸があり
不審に思った家人がこの絵のせいではないかと疑い
京都の曼殊院に供養をお願いしそのまま奉納したらしい。
この幽霊画は永らく京都の曼殊院にてひっそりと展示してあったが
昭和に入り始めると口コミで噂は拡がり
撮影禁止にも拘らず隠れて撮影する人も出てきた。
近年ネットの普及により噂はどんどんと拡がり
静かな場所での保管を願った元の所有者の意向にそぐわなくなった為
米原の徳源院に場所を移されたとか。
との事で、曼殊院では現在別の(円山応挙)の幽霊画が
代わりに展示してあるとか。
(別にわざわざ代わりのものを展示しなくてもいいのに…)
取敢えずお寺のお庭を拝観する時は
先ずはそのお寺のご本尊様にご挨拶をするのだが
寺の奥さん:暗いでしょ~。
今電気点けるわ~。
幽霊の掛軸があるから見てって~。
オイラ:へっ?幽霊の絵ですか?
寺の奥さん:えぇ…珍しいのよ。
咄嗟にダメもとでオイラ:撮影しても良いですかっ!
寺の奥さん:
えぇ、どうぞどうぞ~!
と言いながら、奥さんはそそくさと奥へ退散して行った。
つう事でお言葉に甘えさせて貰い
奥さんにつられて軽い気持ちで…
「幽霊画の傑作」と言われており
永らく作者不明であったが
永年の研究から「清水節堂(1876~1951)」という
湖北は浅井出身の画家の作品と解ったようだ。
表装にまで絵を描いて
立体感を表現した「描表装(かきびょうそう)」
といわれる画法を用いて書かれている
当時としては革新的な3D画法だったらしい。
一見して何処となくなく漫画チックな顔立ちに
然程恐怖感も無かった
ただただ迫力のある絵だとは思った。
ただ…
帰ってきて色々調べていたら
京都の曼殊院にあった頃は
「撮影した後の責任は負わない」
との注意書きがあったとか
まぁ、単に撮影禁止の口実だとも思うけど…。
曰くの方も都市伝説の如き
後から付けられた物かも知れんし
アアア…
肩がイタイ(T_T)
ガゾウサクジョシタ