ソフトマシーンのファーストアルバムを出そうかと思ったけど…余りにもサイケで今の気分に合わず。
再び後期から(笑
とは言ってもたまたま他の初期、中期アルバムが発掘出来なかっただけですが。
■Softs:Soft Machine(1976)
ソフトマシーン9作目のアルバムとして、ジャズ・ロックの名盤とも言われ、バンドとしての実質的なラストアルバムと言われています。
前作では放浪のギタリスト、アラン・ホールズワースが参加したのですが、例によって予定通り脱退(笑
このアルバムではアランとはタイプの違う超絶ギタリスト、ジョン・エサリッジが加入。
更にイェスのリック・ウェイクマンの従兄でもある、アラン・ウェイクマンをホーン奏者として迎え、ジャズ・ロックと言うよりは、若干クロスオーバー寄りなアプローチに展開して行っいます。
ただ、ジェンキンス流のクロスオーバー寄りのサウンドの中でも、ジョン・エサリッジのインタープレイとも言える、引きまくり超絶ギターがジャズ寄りの雰囲気を残してはいます。
あ、でも全編に亘りエサリッジが滅茶苦茶に引きまくっているワケでは無いですので(笑
一曲目からアコギのアルペジオでシットリと入っていますから…
とかく難解なイメージのソフトマシーンですが、この辺りは本当に初期、中期の実験的なアバンギャルドさも薄れ難解さも無く、肩の力を抜いて聴く事の出来るアルバムだと思います。
