滋賀県米原市(旧近江町)の旧街道奥にある浄土真宗本願寺派の寺院。
山号は「玉泉山(ぎょくせんざん)」
名前と大体の場所だけの暗記で行ったもんだから、現地へ行ってから地図にも載っていない事に気づく(笑
諦めかけた所に御用始め旧近江町役場があり、受付のお姉さんに聞くモノの???…
役場のお姉さん、方々に聞いて戴き、住宅地図にてやっと場所が判明した(笑
新年早々お騒がせしましたm(u_u)m
古い街並みの奥にこぢんまりと佇むお寺でした。
庭園は書院の北庭に築山があり、築山中腹に枯れ滝に見立てた三尊石。
三尊石の袂から、大海に見立てた手前の平地に小さく迂回した流れを形成した枯山水の庭となっています。
生憎雪が覆っており細部までは観られなかったですが…(;^_^A
作庭者は不明ですが、幕末に近江を代表する作庭家、勝元鈍穴(どんけつ)が手を加えたとか…
主要の石には鹿苑寺(金閣寺)庭園に使われている石と同じく、姉川上流の石が使われており、小さな庭ですが荒々しく力強い石組が印象的。
元々は築山裏に琵琶湖を擁し、湖に沈む夕日を眺められる西方浄土の庭として作庭されたとか。
住職の話では、今は住宅地が出来てしまい夕日を望む事は出来ないとのこと。ザンネン
この蹲は書院改築の際移動されたそうです。
こんな小さくとも力強い石組が見られる庭園が好きです。
少し荒れているように見られますが、住職の話では今年の夏に改修をするとの事で、秋頃にまたいらっしゃいとのこと。
しかし、住職との話の中で、思わずよ~~~く知っているお庭の先生の名前が出て来まして、その先生毎年来ているとの事。
う~ん、やっぱ業界は狭いね(笑