この地震で被害あわれた方々に謹んでお見舞い申し上げます。
地震の日、学校に泊まった息子は翌朝帰宅致しました。
心なしか、やつれた顔でした。
息子の話によると・・・
部活終了後、大食(大学の方の食堂)でお昼をとり
そのまま仲間としゃべっていたら
「あ、地震だ。」
「!!!!!!!やばくね!?」
とりあえず、テーブルの下にもぐった。
「!!!!!!!」
まわりの学生がみんな外に飛び出して行った。
「俺達も出ようぜ!」
周りの建物が激しく揺れていた。
駅に向かったが人がごった返し、電車はすでに止まっていた。
「とりあえず、広いところに行こう!」
大学の広場ではみんな頭を保護するように、
手でおさえて伏せていた。
その後、大学の一番新しい施設に避難した。
「食料を確保した方がいいんじゃないか」
その施設の中にある『ローソン』に行った。
すでにたくさんの人がいて、入場規制がかかっていた。
並んでやっと店内に入ると、かなり品薄になっていた。
コッペパンとポップコーンとお茶を買った。
停電していたのでレジが使えず、店員さんが
携帯の電卓で計算していた。
親に連絡をしようとしたが繋がらず、
父のほうから電話が来た。
(父は何十回もかけてくれたようだった)
しばらくすると、
先生が高校の校舎の方で避難するよう、呼びに来られた。
乾パン、水、毛布が配られた。
みんなそれぞれワンセグなどでニュースを見ていた。
深夜、あちこちの携帯で地震速報が頻繁に鳴り、
ほとんど眠れなかった。
高校の校舎には約300人が避難していた。
友達の中には、
渋谷で足止めをくい翌日の昼に帰宅した子や、
新幹線通学の子は、5時間も缶詰になっていたらしい。
自分は帰れなかったが、仲間と一緒にいられて
まだよかったと思う・・・。
・・・関東の我が家でさえ家族が全員そろうまではとても不安でした。
ましてや東北地方の方々の心中を思うと胸が痛いです・・・
1日も早い復旧とみなさまのご無事を心からお祈り致します。