わざとかなと思った出来事① | アラフィフ主婦の闇ブログ

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主に積年の恨みつらみ・心の闇を吐き出します。
時々普通の話、まれに良い話を綴ります。

結構前の話。

友人Aから「自社製品の話を聞いて欲しい」と電話があった。

 

Aの仕事での昇格の条件として、規定人数の顧客に1万円分の購入をしてもらわねばならないらしい。

あと2人で達成できるんだけど、期日が迫っていると。

 

当時私も営業の仕事をしていたので、購入した場合こちらにも協力してもらうという事で了承を得た。

こちらは購入というより契約に近い性質で、無料でできる。

不要だったら契約後いつでも解約できるので、悪い交換条件ではなかったと思う。

 

当日、Aは私が行きやすいところまで出向いてくれた。

無事に1万円分購入。

明日会う約束しているあと1人の顧客(予定者)も購入してくれるといいね…と話していたところ、その人から明日都合が悪くなったとキャンセルの連絡が入った。

 

ショックを受けるA。平日だったのもあり、期日までにあと1人探すのは厳しい。

昇格まであと一歩のところに立ち会った私としても、ここで諦めるのは辛い。

 

何か良い方法はないか…

前日の夜、夫が「足りなかったら俺の物を買ってもいいよ」と言ったのを思い出した。

夫名義であと1万円分購入すれば、2人分クリアできる。

 

Aはとても喜んでくれた。

 

しかし2人分の購入をした為、予定よりかなり時間が経っていた。

Aは自宅から少し離れた所まで来てくれていた。

帰宅したら、当時幼児だったお子さんの夕食を作らなければならない。

 

これ以上遅くなるのも申し訳ないな。

今日書いてもらう予定だった契約書類を返信用封筒と共にAに渡し、その日は別れた。

 

【続く】