発達障害を困った人として、取り扱いについて書かれた本が炎上している。
三笠書房のハウツー本で、いかにも一般人に受けそうだと思った。
発達障害を動物に例えたイラストが当事者の逆鱗に触れたようだ。
出版差し止めを求めているが、むずかしいだろう。出版社は言論の自由ということで止める気はないらしい。
どんな間違ったくだらない内容でも、本を出版する自由はある。著者も炎上はいい宣伝になると言っている。
外野にできることは本を買わない、または読んだうえで酷評をすることくらい。
まあ、こういうカウンセラーに係りたくはない。産業カウンセラーは会社の味方だから、発達障害は邪魔者だろう。
健常者が発達障害者をどう思っているかという本音を、動物に例えてわかりやすく説明している。
イラストを担当したイラストレーターは災難だった。イラストについて謝罪をした。
イラストレーターは最初は人間で描いていたのが指示によって動物にしたという。
発達障害者をバカにする意図はなかったという。イラストレーターは依頼されたものを描くだけだ。
本の内容について詳しく知っているわけではない、とんだとばっちりを受けた。
発達障害は取り扱いに注意を要する、センシティブな内容だから著者以外のチェックがあればよかった。
日本は心理職のスーパーバイザーが不足しているから、こういったことが起こる。
心理の民間資格は多いので、どれかを取ってカウンセリングを開業するのは簡単。
悪質なカウンセラーがいてもクライアントには区別がつかない。