感情も生きている | 闇に浮かぶトート

闇に浮かぶトート

エジプトの叡智の神「トート」★太陽神「ラー」が沈む頃、月になって闇夜を照らす

感情自体には

ネガティブも

ポジティブもない。


怒りだって嫉妬だって憎しみだって

表現したあとのフォローさえ間違わなければ

関係をより深いものにする。


その人を深く思えばこそ

こういう感情がでてくる。


しかしネガティブの烙印を押し

闇深くに沈めると

感情は行き場をなくす。


感情は失望感や挫折感、絶望感を味わい

より屈折した思いとなって

闇の中にただよう。


その人がひかりを求めポジティブになろうとすると

闇にもひかりが当たることになる。


屈折した思いが吹き出す。


ネガティブな波動と

ゴチャゴチャに整理されていない思い


ひかりをあびると闇が吹き出す。


闇にまた蓋をすれば

ひかりも弱まる。


闇を力ずくでたたきのめそうとすれば

その発想自体闇なので

もっと闇が大きくなる。


制御できない力となって

砂上の楼閣を壊し尽くす。


守ろうとすればするほど

再生は遅くなる。


ある感情を犠牲にして打ち立てた善など

偽善に過ぎない。


感情も生きている。


嫉妬や憎しみといえど大事にしてくれた恩は忘れない。


主人格に大事なことを教えてくれるだろう。


表現するときに痛みがあるかもしれない。


そして、痛みを避けるために

さも相手のことを思っているように

こじつけるかもしれない。


相手も辛いんだからと。


それは自分の痛みに目を向けない詭弁かもしれない。


その感情を味わい尽くしたか。


尽くしていないのであれば

その感情はあとから

もっと強くゆがんだ形で大事なときに邪魔をする。


味わい尽くしたあとに表現したあとに

相手のことを思うのが順番だ。


相手のことを思っている。

いっけん美しい。

でも、それは自分を傷つけないためだとしたら

相手に嫌われたくない打算だとしたら

面倒を避けるためだとしたら

偽善ではないか。


私も多くの偽善の要素を持っている。

偽善と本物の善とを見分け

書き分けるためには時間がいる。


不定期更新にするのは

その意味も含んでいます。


感情は自然にあなたから生まれたもの。

あなたの子ども。

無視しないであげて下さいね。