テスト2日目
がんばりました (^^)
そしてお家に帰って、映画を見ました。
レナードの朝。感動しすぎて、いろいろ調べてみました。賛否両論ありましたが、わたしはすきだなぁ。1991年に公開されたノンフィクション映画です。
「30年間も遠くに行っていたようです、いま、戻りました。」
この映画に出てくる患者レナードのことばです。レナードはこのことば通り30年間ずっと嗜眠性脳炎という原因不明の病気によって半昏睡状態でした。
しかし、パーキンソン病用のお薬、ドーパミンの処方によって劇的な覚醒を体験します。
30年間もの空白の時間、変わりすぎている世界。すべてが彼にとって生きる喜びを教えてくれます。彼の劇的な覚醒により、ドーパミンの処方は他の嗜眠性脳炎の患者さんにもすすめられます。
生きる喜びをレナードと同じように感じる患者さんたち。しかし、30年もの間病院にいわゆる「隔離」されていたのだから、受け入れ難い事実も存在します。
…それでも絶望を受け入れたとき、生きている喜びは何事にも耐え難く素晴らしい。
レナードは行動の制限など患者の人権を訴えますが却下されます。病院側の答えは当たり前だし納得もできます。しかし、そのことを引き金にレナードの精神状態は崩れ始めます。
統合失調症のような被害妄想にとらわれて、精神異常者の病棟に隔離されてしまいます。
話は逸れますが、どうやらこれはドーパミン処方の副作用のようです。精神異常によって、妄想に囚われるってどんな感じなのでしょうか。妄想に自分を支配され異常な自分になっていく…すごく恐ろしいです。患者の方は、なにを思い、感じているのでしょう。よく何も考えていない分かっていないと言われていますが、医学では証明できない何かがあると思います。
話は戻って、精神が安定したレナードはドーパミンの抗体ができてしまい病状が悪化していきます。ひどい痙攣や停止など見ていて痛々しい。でもね、レナードの凄さはここにあります。
自分の状態をフィルムに残して後学に生かしてもらおうとするんです。痙攣中に必死に「撮れ!見て!学べ!」とうわごとのように言うんです。自ら実験台になるんです。
…泣きそうになりました。
ことばに出来ないくらいの感動でした。どうして、病気なんかあるのだろうと幼稚な怒りしか出てこないです。
痙攣する体で愛しいひとと病院の食堂で「もう会えない」と告げるレナード。
彼女とのダンスのシーンは素晴らしく綺麗でした。二人で静かな涙を流していて。凄く切なかったです。この映画で好きな場面のひとつです。
この映画の結末ではレナード以外の患者さん達にも少しずつ抗体ができて、元の状態に近くなっていきます。そして「今もリハビリを続けている」と締められます。
普通のことが、素晴らしく喜びや幸せに満ち溢れている。人生の質ってどういうことだろう、と深く考えさせられる映画です。
観ることができて本当に良かった。