イミズスタン・アンバサダー
カレー探偵、やみちゃん です。
或る日の大餃子
「麻婆豆腐はカレーか？」
という議論がありますが、私はカレーだと思っています。
そんなわけで、今回の調査レポートもカレー活動の一環と言えるものです。にゃはは。
こちら「大餃子」さんは、ランチタイムなどは、近くの問屋の皆さんで賑わう、満腹セットメニューが人気のよくある中華料理店に見えるんですが、実はそれはこの店のごく一部を見ているにすぎませんでした。。
裏メニュー（ガチ中華のメニュー）
たまたまHayatoさんたちが餃子活動の際に、１冊の”金色のメニュー”を見つけたのがすべての始まりでした。
ちょっとめくると、そこには日本語は皆無であり、「干鍋鴨頭（アヒルの頭の水なし鍋）」などのガチ系料理がズラリ・・・・。ゴクリ。
ここは西川口かよ！！
（※埼玉県川口市にある、ガチ中華の楽園）
そんな訳で、怖いもの見たさもあり、ガチ中華がカレーなのか調査する目的もありで、Facebookのサークル「104餃子部」（主催とっしー）の皆さんと７名で凸ってきましたよ！
中華クラゲのサラダ
まずはお手並み拝見で、お馴染みの中華クラゲから。
これは誰もが安心して食べられるやつでした。
孜然羊肉（ズーランヤンルー） 1880yen
はい、ガチきたー。
羊肉のクミン炒めです。
もう、これは確実にカレーというか、そっち系！
かのサイゼリヤが2019年からメニューに取り入れた「アロスティー二（イタリア風羊の串焼き）」に添付した「やみつきスパイス」がアロスティーニとともにヒットしたことが記憶にあたらしいけれど、羊肉とクミンの出会いはメソポタミア文明にまで遡るそうです。
こんなん絶対美味いやつやー。
まあ、ちょっとばかし骨が多くて可食部が少なかったのが残念ではありましたが・・。
餃子、スタミナ餃子、小籠包は定番であり、ガチ系ではない日本人向けメニューにも載っているものです。
探偵たちの食卓
さて、次に何を注文しましょう？
大陸系なのでメニューが全部「簡体字」だから台湾料理よりもさらに読解が困難で苦労しました。
紅焼排骨（ホンシャオ・パイコー） 1880yen
とりあえず、無難に豚のスペアリブ煮込みを食べながら戦略を練る一同。
これは広東風で食べやすいお馴染みの味付け。
干鍋牛蛙 1780yen
ウシガエル鍋きたーー。
ゲロゲーロ
ゲロゲーロ
ウシガエル（養殖）の汁なし麻辣鍋です。
湖南料理ですのでピリッと辛めです。
毛沢東が愛した料理！
四川料理と異なるところは、四川の「麻辣」（マーラー mala）に対して「酸辣」（スワンラー suwanla）といわれる、辛味のほかに酸味が効いた味わいにあります。
カエルは小骨の多い鶏肉といった感じで味は良いですね。
皮がマダラ模様で、じっと見たら怖くなるかも。
毛血旺（マオ・シュエ・ワン） 2480円
鴨（アヒル）の血、毛肚（牛の胃袋）、黄喉（豚の大動脈）などを原材料とした激辛の伝統四川料理きたー。
アヒルの血豆腐がガン入り！
臭みは無く、こんにゃくのようにトゥルンとしてます。
具材、ぐいーーん！！
味は四川料理らしく、「麻辣」（マーラー mala）がスパルタンすぎて口腔内が痺れっぱなし！
〆のゴマ団子と杏仁豆腐がうまい。
いやこれはマジでガチだし夜の客の83％は中国人ですやん。
知識が無いと何を注文してよいのか分からないのが難ですが、とにかく大陸の本格（ガチ系）中国料理を食べてみたい人は大餃子へどうぞ！
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
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大餃子 （餃子 / 新庄田中駅、東新庄駅）
夜総合点★★★☆☆ 3.8
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