【書評】「エリックサウス」稲田俊輔のおいしい理由。インドカレーのきほん、完全レシピ◆稲田俊輔 著 | カレー探偵やみちゃん 世界食べ歩き

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは15年継続中。カレーの聖地「イミズスタン」の命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!「イミズスタン・カレーサークル(ROTI)」を主宰。

 

イミズスタン・アンバサダー

カレー探偵、やみちゃん です。

 

 

 

カレー本・書評 

 

 

 

 

「エリックサウス」稲田俊輔のおいしい理由。インドカレーのきほん、完全レシピ◆稲田俊輔 著

 

 

 

カレー系の書籍で気になったものはポチるんですが、今月買った2冊のうちの1冊です。

 

 


「エリックサウス」は現在全国に10店舗を展開する人気店に成長しましたが、私はかつて岐阜の「ニュートンサーカス」に「円相玉宮」のビリヤニ、名古屋星ヶ丘の「ベジタブルデリ店」、帝都神宮前の「マサラダイナー」など、いろいろ変遷する姿をこの目で見て随筆に書き留めて来ました。(※過去記事参照)

 

 

イナダさんの追っかけの1人に違いありません。にゃはは。
 

 

 

料理はもちろんですが、イナダさんの「作業中の重量を細かく記録した細かい解説付き、アルバイトでも同じものが作られるようになっている再現性の高いマニュアル」に基づいて高度にシステム化された店舗運営が気になってしょうがないのと、次はどんな仕掛けをしてくれるのかなというワクワク感があるんです。
 

 

 

さて、この本ですが、これまでのように”15分でできる”とか、”エスニックなおつまみ”を作るレシピ集ではなくて、誰もが知っているオーソドックスなインドカレーレシピが勢ぞろいです。

 

イナダさんの本にはこれまでなかったような気がします。
 

 

 

 

第1章は北インド、第2章が南インド、第3章が万能マサラベース(オニオングレイヴィ)で作るレストランスタイルのカレーを主に扱っていて、特に第3章はついにそこに触れるのかという驚きもありました。
 

 

 

 

いずれも2人前を作ることが前提になった分量なので、核家族化が進んでいる現代の日本にちょうど合っていますね。

(むしろなぜ世の中には4人前を基本にしている本ばかりなのだろうか)
 

 

 

あまりにも詳細な解説なので、作る前からなんだか作ってしまったような気分になるのはご愛嬌。
 

 

でも、せっかくなので何か作ってみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」

 

 

 

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