カレー探偵、やみちゃん です。
インド・パキスタン遠征 2023 新春
第3章 パキスタン・ラホール 編(Part.1)
#012 インドからパキスタンへ
いよいよパキスタンへ!
アムリトサルから印パ国境の「ワガボーダー」までは、タクシーで約1時間程度。
周囲は深い霧に包まれ、視界は前方83m程度しかありません。
ハザードランプを点滅させっぱなしにしながら、慎重に進みます。
・動画(18秒)
動画を観てくださいな!
どえらい霧ですちゃ!
ぶわぶわ。
ところで、
今回の旅では”陸路”で印パ国境を越えて、パキスタンを調査したのち、再び”陸路”でインドに戻るという特別ミッションを自らに課していたわけですが。
(※一般的には空路で直接パキスタン入りして、そのまま帰国するのが楽です)
これがまた情報が少なくて、あるいはあったとしても古かったりして苦労しました。
とりあえず、”インドからパキスタン”に入るのは条件もゆるそうでしたが、”パキスタンからインド”に戻るときにいろいろな問題がありそうだったのです。
たとえば、
・せっかく5年有効なインドe-visaをもっているのに、陸路入国ではそれが使えんちゃ問題
・インド再入国の72時間前にパキスタンでPCR検査を受けてプリントアウトしとかんとインドに戻れん問題
などなど。
インド側の条件がコロコロ変わり、しかも陸路の条件がよく分からないので、いったんパキスタンに入ってしまうと、インドに戻れなくなるかもしれない恐怖がありました。
「イキハヨイヨイ、カエリハコワイ!」
「えーーーい、ままよ!」
アントニオ猪木じゃないけど、行けばわかるさ!ってことで、帰りのことはパキスタンに入ってから考えよう。
こうして私は、インドを出国し、念願のパキスタン入りを果たしたのでした!
※なお、ワガボーダーの施設には国境警備隊(BSF)が常駐し、荷物検査やら、謎の液体を口腔内に落とされたりと、いろいろあり苦労しましたが、写真撮影NGで状況がお伝えしにくいので、この随筆では割愛します。
#013 Pakistan Cafe
パキスタンの地は、、やはり深い霧に包まれていました。
・フードコート Pakistan Cafe
ガラガラとスーツケースをひきながら先に進むと、フードコート「Pakistan Cafe」を発見。
バルガル屋のようです。
ちょうど14時、ここからラホールに向かった場合、16時開始の「フラッグセレモニー」までにまた戻ってくるのは時間の無駄になるため、ここで過ごすことにしました。
とりあえず、味にはそこまで期待せずに、お店の主力商品を3点オーダー。
・探偵の食卓
腹ペコだったので美味しくいただきました。
豪快に手喰い。
バルガル2種。
見た目は美しくないけれど。。
・エッグバルガル
・エッグチキンバルガル
こちらはチキンのパテが挟まれた豪華版。
ケチャ&マヨの世界共通黄金コンビをぶっかけて美味しくいただきました。
・無糖チャイ
チャイを頼んだら、無糖で大歓喜。
(※砂糖は別添え)
やはり、今どきは無糖派も増えているようです。
しかし、めっちゃうすーい!
水で薄めまくりのうすっチャイ。
食事が終わってまったりしていると、周囲のパキスタン人から「一緒に写真を撮ろう」の依頼が83件ぐらいありました。
これ、インドではめったに無かったことです。
それだけ外国人観光客が少ないんでしょうね。
■Pakistan Cafe
星3.6
#014 フラッグセレモニー
15時になると、フードコートにいた人たちが一斉にスタジアムに向かって歩き出しました。
途中でパキスタンの旗を買い、、
顔にペイントもしてもらって、すっかりパキスタンサイドの人間に。。にゃはは。
「やみちゃん、インドとパキスタン、どっちの味方なの?」
もしそんな質問をされたなら、「両方!」と答える私ですが、このときばかりは言い訳ができないルックスでしたちゃ。
・動画(47秒)
1時間ぐらい前から、観衆を鼓舞する愛国心いっぱいな音楽がガンガン流れ、否応なしに気分が盛り上がっていきます。
さらに、煽るスタッフも出てきてテンションが最高潮に!
カーイデ・アザーム(ジンナー、建国の父)の下、隊員たちが整列!
マイクパフォーマンスが始まった!
・動画(1分57秒)
めっちゃ勇ましい掛け声に、観衆一同も呼応して大声で返す!
「パーキスターーーン」
「ジンダーバーーーー!(永遠なれ)」
・動画(54秒)
ロングブレスの”長さ”でもインドと競い合う。
勇猛果敢な隊員たち!
「うおーーーーー!」
一同、突撃ーー!
ゲートオープン!
パキスタンの隊長が「オラーーッ!」
インドの隊長が「オラーーッ!」
「俺の方が足が高く上がるんだよ!!」
「どやっ!!」
そんな応戦がしばらく繰り広げられたのち、両国の国旗が日没に合わせて降ろされていきます。
この頃になると、お互いの健闘を称えあう気持ちになる一同。
とても見応えがありました!!
状況としては、インド側がイベントにかなり力を入れて観客動員も多いのに対し、パキスタン側はややおされている感じかな。
パキスタン側に座ると(座席の配置的に)インド側のパフォーマンスがほとんど見えないので、もしもう一度見る機会があるならば、今度はインド側から観戦したいものです。
このあとラホールの宿舎までタクシーを利用したのですが、国境付近はスマホが使えない(レッドゾーン)ため、その辺にいたおじさんに頼むしかありませんでした。
それがかなりのボッタくりで、、
相場の3倍の値段をふっかけられましたちゃ。ぶわ。
一悶着あって宿舎へ。
くたくたでバタンキュー。
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
***
■カレー遠征2023新春・インド&パキスタン 編(アムリトサル、ラホール、グジュランワーラー、ペシャワール)■もくじ
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12783971702.html
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