カレー探偵、やみちゃん です。
マレーシア遠征 2022 晩秋
第3章 マラッカ編
#14 マラッカ・ナイトマーケット
いよいよ暗くなってきたころ、、
ジョンカー通りでは週末の夜限定で「ナイトマーケット」が開催されます。
東南アジアではお馴染みの光景ですちゃね。
昼に気温が30度もあって暑いので、涼しくなる夜に活動開始するのが理にかなっているわけ。
こういう屋台メシは、見ているだけでも楽しいです。
もっとも、中国系、さらにいうなら福建系の人人がやっているだけあって”マレー感”は無く、扱っている内容は台湾の夜市で見るものとそんなに変わらない感じがしました。
そんなわけで、サクッと切り上げて次の目的地へ。
#15 PAK PUTRA
20時をまわるとさすがに真っ暗です。
しかも雨が降ってきて、傘を持たない私は街道沿いの商店の軒先を伝いながら、ココナッツやバイクを回避しつつ目的のお店へ。
PAK PUTRA
それが「PAK PUTRA」という、マラッカで1番人気のあるカレー店なのでした。
店名は「パキスタンのせがれ(息子)」の意味で、北インド&パキスタン料理全般を扱い、なかでも「タンドリーチキン」が大人気で”絶対食べなきゃ損する”という口コミが多数あり。
なるほど、店頭では、これ見よがしに大量のタンドリーチキンが焼かれ、吊るされ、専属の職人も2人いる状態。
こりゃ食べるしかなかろうもん。
店内風景。
インド系の住民のたまり場、憩いの場になってるようです。
そして、マレー系の住民の姿もけっこう多かったです。
(※マレーシアの国民はマレー系(65%)、中国系(24%)、インド系(8%))
探偵の食卓
前回書いた「ジオグラファー・カフェ」でぶったるみつつ、チキンサテーをキメた後だったので、けっこう腹パンになっていたこともあり、、
タンドリーチキン(13.50RM)
軽ーく食べるつもりが、このタンドリーチキン、1/4羽分はあるじゃないですかー。ぶわ。
ぐいーーーん。
赤く染められ、マラッカの天空に向かって浮上するタンドリーチキンさん。
さらさらでニンニクが効いたチャトニーをぶっかけて味変しつつ、豪快に手喰い!
なるほど、”普通においしい”タンドリーチキンではありますが、「これを食べないと後悔する」というのは盛り過ぎかと。にゃはは。
このレベルのタンドリーチキンを食べられるお店は、日本にも83店以上あることでしょう。
・サイズが大きい
・ニンニクギンギンチャトニーがつく
ところは良いと思いました。
スピナッチカレー(10.00RM)
一番あっさりしたカレーを探してこうなりました。
もう肉は無理でした。
ダルと悩んだけど、ダルは腹パン状態で食べるものではないので。。
ちなみに、店主(パキスタン系)にナーンは要らないのか2度訊かれましたが、丁重にお断り。
しっかしこのパラク(ほうれん草)、どこまでもクリーミーやな。
ミキサーで完全ミキシングしてあるから、スプーンでサルベージしても何も引っかからないやつやー。
ちなみに、具材は何もなし。
ほんとにパラクのペーストだけでした。
パラクは飲み物です状態。
スパイスもほとんど使われてないし、塩も薄め。
でも、ガーリックギンギン!
ぐいーーーーーん!
コピ(3.00RM)
〆は無糖マサラチャイ、できれば最上級の「やみチャイ」をしばきたいところですが、、
例によって激甘な「コピ」で。
甘い!
甘いよ!
・・でも、おかしいなあ。
いっぱい歩いて疲れてるからか、なんだか癒されるじゃん。
そんな訳で、めっちゃひとけのない薄暗い路地(近道)を通り抜け、宿舎に帰って爆睡したのでした。
■PAK PUTRA
★3.8
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
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■カレー遠征2022晩秋・マレーシア 編(KL、マラッカ、ペナン)■もくじ
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12775145261.html
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