ブン・ボー・フエ / フエ ■ ベトナム遠征2019編 [15] 元祖!本家!発祥の店で大調査! | カレー探偵やみちゃん 世界食べ歩き

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは15年継続中。カレーの聖地「イミズスタン」の命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!「イミズスタン・カレーサークル(ROTI)」を主宰。

 

カレー探偵、やみちゃんです。

 

 

『カレー探偵事務所』 開設10周年及び『令和元年』記念事業②


 

 ★ アジア食紀行 2019 お盆

 『ベトナム北部・中部 遠征』 編

 

 

第15回 「ブン・ボー・フエ / あの料理の発祥の店で大調査

 

 

 

ベトナム料理で日本人にも有名なものとしては、「フォー」とか「バインセオ」とか「生春巻き」なんかがすぐに思い浮かぶと思いますが、ちょっとばかり”ベトナム通”になってくると、

 

 

「俺、”フォー”よりは、”ブン・ボー・フエ”の方が好きだな」

 

 

なーんてイキったことを言い出したりするのはよくある話。

 

 

 

 

 

 

実際に、フエの街を歩いていると「ブン・ボー・フエ」の看板を出している食堂が至るところにあるわけなんです。

 

 

もちろん、「ブン・ボー・フエ」の”フエ”は”フエの街”を意味し、要するに「ブン・ボー・フエ」とは、この街で誕生した、或いはこの街の様式でつくられる”ブン”(=細めの米粉ヌードル)料理というわけ。

 

 

フエ市民にとって、「ブン・ボー・フエ」は”ソウルフード”であり、”誇り”なんですよ、ええ。

 

新湊人にとっての白エビみたいなもんですちゃ。

 

 

 

 

 

 

しっかし、フエの街は綺麗ですね。

 

地元・高岡の駅南かと思いますちゃ。にゃはは。

 

 

 

 

さて、私。

 

「ブン・ボー・フエ」自体は、日本にいても多くの店で食べられるものですが、せっかくフエに来たんだから一番有名な、一番人気の店で”ガチなやつ”を食べてみたいと思った次第です。

 

 

 

 

 

 

「ブン・ボー・フエ」

 

 

そこでいろいろ調べてみると、どうやら地元で一番人気なのは「ブン・ボー・フエ」を世界で一番最初に提供し始めた店、つまりは元祖であり本家であるこの店だということが分かりました!

 

左の青い看板の店です!

(※右の黄色い店もそれなりに有名らしい)

 

 

 

 

 

 

朝の7時半でしたが、超満員でした。

 

もうね、朝も昼も夜も満席なんです。

 

 

 

 

 

 

ライムと唐辛子はセルフサービス。

 

基本的にはライムは95%ぐらいの客が搾っていました。

 

 

 

 

 

 

↑この酸っぱくて辛いやつも、けっこう使っている人がいました。

 

 

 

 

 

 

このあたりはお好みでミキシングしましょう。

 

 

 

 

 

 

探偵の食卓 in フエ。

 

 

店には「ブン・ボー・フエ」しかないので、「ブン・ボー・フエ」です!

 

これが元祖、本家、ガチな世界ナンバーワンの「ブン・ボー・フエ」です!

 

 

 

 

 

 

すごく、、、でっかいです。。

 

 

 

 

 

 

何がって、、豚足ですよ、ええ。

 

 

母さん、

朝7時半からこんな18禁なものを喰らうボクですみません。。

 

 

 

 

 

 

すごくスパルタンです。。

 

いわば、豚パヤ©ですちゃね。。

 

 

 

 

 

 

豚の血を固めた「血豆腐」きたーーーーーー!

 

 

朝7時半から「血豆腐」を喰うのが本場フエ・スタイル!

 

 

珍味系が好きなひとじゃないとキツイかもー。

 

 

 

 

 

 

魚のツミレ団子(或いはソーセージ)でしょうか。

 

 

これは癒し系。

 

漁師も元気を取り戻す!

 

 

 

 

 

 

野菜をいっぱいトッピングして、足りなくなったらまた追加でトッピングしてミキシングしながら食べるのが現地スタイルでした。

 

そう考えるとけっこうヘルシーな食べ物ですね。

 

 

 

 

 

 

そうそう、豚足のほかに牛肉も入っていましたよ。

 

 

 

 

 

 

ブン(細い米粉の麺)はこんな感じ。

 

フォーと比べてどっちが好きかは好みの問題でしょう。

 

 

 

スープに関しては、ベースの味が極めて薄味で、ニョクマム(魚醤)をお湯で延ばしたような、遠くでほんの少しレモングラスを感じる程度の控えめなもの。

 

それゆえに、酸味、辛味の強度をカスタマイズする自由度が高めなのだなと思いました。

 

 

 

 

 

 

それなりに完食。

 

 

 

 

 

 

座席と座席の間にこのような巨大なゴミ入れが。

 

店全体としてはけっこうな数のゴミ入れになり、日本では(美観&衛生上の点で)ありえないシステムですが、とにかくいらないものや骨などをポイポイ放り込めるので机の上はとっても綺麗なのでした。

 

 

 

以上、

リアルガチな現地の「ブン・ボー・フエ」、フエに行くことがあればお試しください

 

 

 

 

次回予告

「HANG ME ME / またしても海老ざんまいな探偵!」

 

 

***

■ ベトナム遠征編 2019年 お盆 もくじ一覧
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